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目標を達成したら褒めよう!【ラジオ】【エッセイ】

今回はTBSラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』から紹介します。


ドジャースの大谷選手、すごいよね。50-50達成してさ。でもさ、ちょっと気になることがあるんだよね。50-50を達成したら、マスコミは55-55って言い出すわけ。それで55-55を達成したら、今度はきっと60-60って言い出すでしょ。結果、達成できないで終わっちゃう印象になるよね。

伊集院光 深夜の馬鹿力


先週の放送で正確な引用ではないですが、このような主旨のことを話されていました。(ちなみに、大谷選手は54本塁打、59盗塁でレギュラーシーズンを終えました)

この話を聞いて、小学生の頃の僕を思い出しました。母親とプールに行ったときの話です。

僕は泳ぐことが苦手で練習をしていました。10m先に母親に立ってもらい、そこまで泳いで、達成したら10mづつ距離を伸ばしていく予定でした。

ところが、母親を目標にして泳いでいたのですが、なかなか辿りつけませんでした。泳ぐのを止めて立ち上がると、母親は少しずつ後ろに下がっていたのです。

僕は烈火のごとく怒りました。

自分で決めた目標を段階的に達成したかったのに、この騙すようなやり方が気に入らなかったのです。裏切られたという感じが強くて怒りになりました。

「ほら、15mも泳げたわよ」

まるで私のおかげでしょ、って感じで笑っていたことも許せなくて、それ以降、泳ぐことが嫌いになりました。

目標を達成したら、その都度、喜んだり、褒めてほしいです。

ちなみに、泳げないことがちょっとコンプレックスになっていて、10年くらい前に突然思い立って、短期間ですがスイミングスクールに通いました。おかげで4泳法、すべて泳げるようになりました。ただ、いまだにクロールの息継ぎは苦手です…



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