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多数派至上主義の給食時間:少数派が見せる反抗

前回は左利きでおとなしめのBちゃんのお皿の位置がみんなと違ったために、Aちゃんに反対であることを指摘されたことがきっかけで、スープをこぼしてしまい、泣いてしまうというお話でした。

今回は、左利きで特性のあるCちゃんです。
CちゃんのBちゃん同様、みんなとお皿の置く位置を左右反対にして給食を食べています。
それに気づいたAちゃん。

A「Cちゃん、お皿の位置がちがうよ。反対だよ。」
B「ぼくは、この方が食べやすいからいいんだよ。」
A「えっ!ダメだよ!!Bちゃん。先生がダメっていってたよ。」
B「ダメじゃない!!」
といって、Aちゃんを叩いてしまいました。
A「痛い…😿」
といってAちゃんは泣き始めました。
D「先生、Aちゃんが泣いてます。」
ここでT先生登場。
ですが、時すでに遅し…

こうなったらもうトラブルです。
トラブル対処の原則にそってすすめていかねばなりません。
トラブル対処の原則とは?
理由を双方から聞くです。

結局、お互いに悪いことしてないのに、謝らせることになるのです。
担任が決めた正義によってトラブルが生じてしまったのです。
しっくりきません。
これは多数派を中核とした学級経営です。
このような学級経営をしていると毎日ようにトラブルが起こります。

リエゾン学級経営を実践していたら、そもそもこのようなトラブルは起こることはありません。
なぜか?
先生が、年度初めに少数派の理解教育の一環で給食指導が始まるまでに、左利きについて取り上げているからです。
だから、Aちゃんのように、みんなと違うことをしている子をみたときに「ダメだよ」とか、「ちがうよ」などとは言わないのです。

リエゾン学級経営がこれからの時代に必要とされる日は近いです。





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