寄り道スタイル

ラテンアメリカに関すること、あまり流行りでないこと、ひそかに異彩を放つものに心惹かれて…

寄り道スタイル

ラテンアメリカに関すること、あまり流行りでないこと、ひそかに異彩を放つものに心惹かれています。

最近の記事

ダンスを描いた映画「情熱の王国」(6/1 ユーロスペースで公開)

素晴らしいダンスを映像に取り入れた映画はたくさんあるけれど、ダンスが生まれ出る過程をモチーフとした映画というのはそう多くない。 スペインのカルロス・サウラ監督はそうした映像作品を数多く生み出したひとだ。 6月1日から、渋谷のユーロスペースで、カルロス・サウラ監督のダンス映画『情熱の王国』が、ドキュメンタリー作品『壁は語る』とともに同時公開される。 3月におこなわれた『情熱の王国』の試写会に行ったので、推しのポイントを記しておきたい。 映画の原題El rey de to

    • アップルペンシル

      アップルペンシルをなくした。これで二度目だ。2万円以上する高価なものなのに・・・ 一度目は、図書館で、本を探しに行ったときに、落として書棚の下にもぐり込んでしまった。 今日は、iPad miniを無理やり上着のポケットに押し込んで、そのときに落としたのに気づかなかったらしい。 アップルペンシルはとても便利で、普段付属品として使っていることを意識しないぐらい。それだけに、不必要な場面でも持ち歩いてしまう。 サードパーティの安価な製品も試してみたが、やはり使い勝手には相当

      • しんちゃんがやってきた

        しんちゃんが誰かというと、かつて旅先のブエノスアイレスで、2、3週間お世話になった日系アルゼンチン人家庭の末っ子で、出会った当時はまだ7歳ぐらいだった。 当時、家族や親戚のあいだで、しんちゃんは「ワルガキ」として知られていた。にこやかで愛想の良い2人の姉に比べると、たしかにしんちゃんはきかん坊であった。 でも、いきなり家にやってきた見ず知らずのニホンジンに対して、しんちゃんはやさしかったし、なにがしか興味を抱いている様子でもあった。 ともあれ、それからウン十年が経過し、

      ダンスを描いた映画「情熱の王国」(6/1 ユーロスペースで公開)