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【30分エッセイ】 息抜きは、思い込む力。

さあ、今日も30分の闘いが始まった。暑い、暑いぞ、地球。朝だってのに暑いぞ。朝と夜くらいは、涼しくなる想定で生きてきたのに。何かが、おかしいぞ。夜に至っては、暑すぎて眠れないぞ。冷房をつけたら、身体が固まってしまうし、かといって、扇風機だけだったら暑くてダメだ。もう、困っちゃう。困っちゃうね。最低でも入眠後2時間は熟睡できるように試行錯誤して行きマッチョ。マッチョ、マッチョ。頭が溶けてく。

自分の中の息抜きって、一体なんだろうか、って考える。毎日、くだらないことばっかり考えてる。暇なんだね。こりゃ。暇すぎると、ヒトは余計なことを考えちゃうから、考えさせない方がいいよ。でも忙しすぎても、心を亡くすみたいだから。ほどほどがいいんだろうね。暇と忙しいの間。あいだ。間もアタシのテーマかも。

息抜きって、なんだろう。ヒトそれぞれだと思うんだけど。人と話すだけで気分転換になるって人もいる。身体を動かさないとダメ、って人もいるよね。アタシは書くことと、読むことかもしれない。最近はそう思い込んでいる。思い込みって、結構大事だと思うんだ。自分の好きとか嫌いなんて、思い込みの部分が多いと思うから。ハマる、って思い込みが大部分だと思う。だから、自分をハマらせることもできる、はず。そうやってハマってる人もいるんじゃないかな。
アタシにとっての書くとか読むって、そうやってハマらせたことだと思う。特に肩肘張らずとも自分にとってはラクなことだったから。そう思い込むようにしたんだ。ハマるキッカケってやつかな。

ハマるキッカケなんて、本当になんでもいいよね。彼氏や彼女に影響されて、何かにハマるなんて話はしょっちゅう聞くよ。プロレスにハマったとか、電車にハマったとか、宝塚にハマったとか、ラジオにハマったとかね。ああ、いいなあ。妄想が膨らむ。いや、別に羨ましいとかじゃなくてね。彼女が彼氏にギターを教えてる姿とか。彼氏が庭園の魅力を懸命に彼女に語ってる姿とかって、素敵だと思う。見ていて、すっごく癒される。

昔から、そういう光景に「キー!!!」ってハンカチを噛むようなタイプではなかった。ああ、いいなぁ、くらいのスタンス。でも、それだと友達とかから反感買いそうだったから、無理矢理、羨む姿を演じていたな。だって、それだけで面白いとか、共感してもらえるんだもん。繋がっていられる気がしたから。でも、学校も行かなくなると、そんなことがどうでも良くなる。くだらないよね。ほんとうに。でも、おかげで息抜き方法を考えてしまうような暇ができちゃった。

それこそ、昔だったら息抜きは「書くことと、読むこと」なんて言えなかったよ。そんなこと言ったら、「気取ってる」って言われちゃうもん。言われなくても、みんな顔に出ちゃうんだよね。そんなの分かる。前までだったら、そんな表情に耐えられなかっただろうな。今は、どうせ一生会わないし、とか思えるようになったから、だいぶ丈夫になってきたと思う。大きくなったな、アタシ。こういう些細な進歩に気づけるようになったのは嬉しいことだよ。ほんとにね。

あ、お腹なった。やったやった!
お腹がなると、嬉しくなる。だって、胃腸が働いてる証拠でしょ!
朝のお通じもいい感じだったし。なんだか、今日はイケてる気がする。アタシはお腹空いてもイライラしないんだ。それも本当によかったと思ってる。お腹が空くとイライラする人がいるけど、本当に怖い。え、二重人格ですか? って思う。自分までも食べられるんじゃないかと思っちゃうから、なるべく、そういうヒトは避けてしまう。

お腹空くって、いいことじゃん。関西風にいうと、ええことやん。風だから。風ね。でも、風でもあったかい空気が出るからいいよね。関西弁。

結婚式に行ったって、お葬式に行ったって、お腹はなるんだよ?
それってすごいことだと思う。生きるってそういうことかもしれない。だから、お腹がなると嬉しくなる。お腹がなることが恥ずかしいと思う時期もあった。耳まで真っ赤にして、教室の机に突っ伏したことも合った。わざと咳払いなんかしたり、物を落として誤魔化そうとしたこともあった。うん。そういう時期も確かにあった。でも今は、全然、気にしない。ああ、鳴った!! やったやった!! って一人で歓喜する。確か、お腹が鳴るって、胃の汚れを剥がしてる時になるんだよね。わからないけど、そんな話を聞いたことがあって。それから、嬉しくなったんだよね。ああ、アタシの胃、綺麗になってるんだ!

これも全て思い込みの力かもしれないね。
信じることって、思い込みだもんね。究極のところ。
そう思うよ。

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