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Vol.19マダムたちとTKG

7月25日(土)、空想茶屋|だるま笑店OPEN19日目のお話。

第54話:マダム・ウフご登場

土曜日はだるま笑店週に1度の中華の日。
そんな今日、初めてご来店のお客様が☆

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「竜さん、こんにちは。飯滝マイのおかんのタマコです。自分で
 名乗らんとわたしと双子のタマヲと区別がつかへんやろうからな。」

ええ、ほんとお2人の見分け方がいまだに全然わかりません・・・。

「ところで今日は冷やし中華を2つお願いしますわ。
 それとオレンジジュース1つ。

 あとな、わたしの長年の相棒を紹介しよう思て。」

「ボンジュール、竜さん。わたくしマダム・ウフと申します。

 タマコとは大阪の"ウフカフェTKG"で一緒に仕事してましたの。
 わたしがプロデューサーで
 タマコがシェフだったんですのよ。」

「マダムは気取った言い方してるけどようは卵かけご飯専門の食堂やねん。
 いろんなバリエーションあって手軽で安うに食べられるさかいに
 繁盛してなー。人気やねん。」

「でも私たちもいい年を重ねたから、若い子たちに譲って引退しましたの。
 自由な時間ができたことだし、時々バカンスを楽しんでますのよ♪」

な、なんだかすごい方々だ・・・。

「マダム・ウフは神戸の生まれやねん。おとんがフランスの貿易商でな。

 卵かけご飯をフレンチテイストの空間で味わえるっちゅうギャップも
 めっちゃウケてん☆」

それは確かにすごいギャップだ!!

「タマコに会いに来た時にはまたこちらに寄らせていただきますわ。
 うーん、トレヴィアンなお味♡」

お気に召して何よりでございますわ♪

第55話:スピンオフ/タマコのTKGレシピ

タマコのTKG(卵かけご飯)レシピ☆

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①炊き立てご飯を丼に入れ、真ん中にくぼみを作る。

②くぼみに卵の黄身を落とす(お好みで1~2個)。

③黄身の周りに韓国海苔ふりかけ、素干しエビ、
 茹でたオクラを刻んだものを飾る。

④黄身の上に黒ゴマと糸唐辛子を乗せ、醤油とゴマラー油をかけて
 全部よく混ぜ混ぜして召し上がれ♪

わたしはカルディで売りよるえごまジャバン海苔いうやつを
使うてるよ。あれあったら便利やねん。
せやけど普通の韓国海苔をこまかーにちぎってもかまへん。

彩りがてら使うてるオクラ、この食感とネバネバがまたええ味出すよ。

あとな、素干しのエビとゴマラー油を合わせるとこがキモやねん。
卵黄とめっちゃ合うさかいに、良かったらやってみてやー!

◆本日の裏話

 今回初登場のマダム・ウフ。”ウフ”とはフランス語で卵の意味で、卵のマスコットならではのキャラクター設定にしたかったんですね。

 で、大阪のおかんキャラの飯滝タマコさんは名前を”タマコ”にした時点で卵かけご飯(TKG)屋さんを営んでいる設定を考えていて。

 そんな2人をいっそビジネスパートナーにしちゃえ、ということで54話ができあがりました。そして55話では実際に食べられるTKGレシピのご紹介。

 わたしは料理をするのが好きで、空想茶屋を通して自分が作る料理も紹介できたらいいな~って思っていました。自分で茶屋を経営するようなことはないけど、空想の中でなら実現できるよね、って。今回は茶屋のメニューではなく、ウフ&タマコのお店のレシピという設定ですが、空想茶屋だるま笑店の方でもオリジナルメニューを紹介したいです。だるま笑店の看板メニューを考えねば!

 これまでのお話はこちら↓にまとめています。


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