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理想の人生を求めて : 稲盛和夫「生き方」の教え。
こんばんは、かずとです。
最近読んでいた本の中で引用されていた、稲盛和夫さんの「生き方」を手に取りました。
最近、心理学や脳科学を学ぶ事が多く、生き方を考える事が減っていたので、非常に刺激になっています。
プロローグを読み終えたので、以下に感想をまとめます。
稲盛さんの主張のコアとなる部分は、おそらく「心を育てよ」の一言に集約されるのではないでしょうか。
何故なら、「この世に何をしにきたのか?」という問いに、生まれてきた時より少しでもマシな人間になるとおっしゃっているからです。
その為には、自分を正しい方向へ導く羅針盤(理念、思想、哲学)が必要であると述べています。
理念、思想、哲学とは心の教養に繋がることなので、「心を育てよ」ということが主張のコアであると読み解きました。
また、困難である試練をポジティブに捉える重要性を説かれています。これはまさにポジティブ心理学の楽観性因子に通じるもので、成功するから幸せなのではなく、幸せだから成功する事に似ており、共感しました。
僕は知識は増えてきましたが、まだまだ行動や心が伴っていないと感じ、自分を見つめ直しています。
理想の人生に向かうのは生半可な気持ちではできません。一時の気分の高揚で走り出したとしても、せいぜい3ヶ月で燃え尽きると言われています。
1番難しいのは日々を、いや、1分、毎秒を無駄にしないように真剣に生きること。自分が決めた理想、ビジョンに向き合い続けること。
僕は何かを間違っていたかもしれない。道を見失ってしまっていたかもしれない。そう痛感しました。
恥ずかしい話、こんな事を何年も続けている。自分を律しては緩み、また律しては緩み。
今一度、自分を律したい。何処へ向かっているのか。何を成したいのか。どう在りたいのか。それらを考えながら読み続けたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました。
かずと
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