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自己紹介(イギリスとの馴れ初め)

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自己紹介代わりに書いた、私とイギリスの馴れ初め記事まとめです。
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記事一覧

イギリス④人生の補助線

イギリス④人生の補助線

つづき。③はこちら↓

博士課程に進学して4ヶ月が経った。大変なときも、やる気がないときもあるけど、基本的に楽しい。

高校までは学校の勉強を1番に、学部では卒業要件の単位を気にしつつ、その傍らでイギリスをしていた。母や仲のいい友人たちは、永遠にイギリス史の話を聞かされていた。
院進して、特に博進して、イギリスを中心に据えられるようになった。報告や論文という表現手段も得た。おかげで最近は周りの人に

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イギリス③プロポーズ

イギリス③プロポーズ

つづきです。②はこちら↓

コロナ禍が始まると同時に京大に入学した。コロナ禍関係の詳しい話は省略する。とりあえず、結局ヨークには現地留学できなかったとだけ書いておく。全編オンラインで、時差に耐えて夜中に授業を受け、孤独にMA論文を執筆し、無事MAを取得した。この期間京大は休学していたけど、授業には出ていた。指導教員に「時空を超えて2つの大学に存在してる」と言われた。さながらハーマイオニーである。

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イギリス②23/9/2018

イギリス②23/9/2018

つづき。
①はこちら↓

大学は、実家から通える国公立で、イギリスの大学に交換留学ができるという理由で神戸大学を選んだ。 1年生のときに、3週間のオックスフォード語学研修に大学から行った。人生2度目の渡英である。このときは、もはやフリだと思うほどに、母から高校の時に振り返らなかった話をされたので、あえて振り返らなかった。帰国してまた母に「イギリスに帰りたい」と言った。

2年生での専修配属は、西

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イギリス①出会い

イギリス①出会い

現在の私は、16世紀イングランド史を専門に研究している博士課程の学生だ。今回は、今に至るまでの私とイギリスの話を書こうと思う。自己紹介がわりである。細かく書いていると博論並みの長さになるので、かなり割愛する。それでも長くなるので、4編に分けてみた。今回は高校まで。

小学2年生で青い鳥文庫のミステリを読み尽くし、海外ミステリの子供向け翻訳に手を出して、ホームズに出会った。そこからイギリスにすっかり

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