コメダオタクの聖地巡礼〜名古屋でコメダを満喫せよ!〜
5月某日、株式会社コメダHDより株主総会の案内が届いた。
場所はもちろんコメダのお膝元・名古屋。
私はコメダの株主であると同時に、コメダオタクでもある。
コメダ珈琲店の聖地・名古屋に行くからには、思いっきりコメダを摂取せねば!
最後に名古屋へ行ったのは去年の6月。
コメダオタクの聖地巡礼、1年ぶりに出発だ!
◾️不夜城のコメダ〜錦・伊勢町通店〜
朝5時に起きれば日帰りは可能だ。
しかし、あえて1泊2日にすることで、なるべく多くのコメダ成分を摂取したい。その思いから、株主総会の前日に前乗りしておくことを決めた。
仕事終わりに名古屋へ。着いたのは20時半。
金時計の周りは閑散としている。土日の人混みしか見たことがなかったため、私にとっては珍しい光景だった。
晩ご飯にありつくべく、事前にリサーチしていたお店に直行。
お店の名前ですか?知ってるかなぁ、コメダ珈琲店っていうんですけどね。
でも、ただのコメダ珈琲店じゃダメ。地元の行きつけ店舗にはない、夜コメという夜限定メニューが食べたい!
21時以降も開いていて、なおかつ夜限定メニューを取り扱っている店舗は、お膝元の名古屋でも数少なかった。
地下道から出ると、通りには至る所に呼び込みっぽい人が立っている。スプレーで落書きされた配電盤。道端に放置されたダンボール。踏まれてボロボロになったタバコの吸い殻。治安がよろしいとは言い難い。
とても心細かったが、すぐに暖かいオレンジ色の看板を見つけることができた。
コメダ珈琲店 錦・伊勢町通店。
ネットで軽く調べたところ、名古屋の中でも特に治安が悪いとされている錦3丁目に位置している。特別ヤバい人には遭遇しなかったが、少し歩くだけでも危ない感じが伝わってきたよ……。
下調べで分かっていながら、なぜここを訪れようと思ったのか?
その理由は、この店舗の営業時間にある。
し、深夜3時まで営業!?凄いな、不夜城のコメダ……!
夜の街に位置するため、飲み屋帰りのお客さんやお店で働く人をターゲットにしているのかもしれない。
この営業時間なら、21時近くに入店してもゆっくり過ごせそうだと思ったのだ。
ディープな街に合う、ディープな雰囲気のお店。
壁紙やモノクロの写真がオシャレである。
パーテーションに使用されている木材、色合いはかなり濃い。経験則に基づくと、濃いほど昔からの店である。また、手前のテーブルの擦れ具合からしても、かなり年季の入った店舗であることが見て取れる。
客層は、行きつけの一般的コメダとはかなり違った。
ファミリーや学生はいない。時間帯も関係しているのだろうが、友人同士の若者や、スーツのおじさん集団などが多かった。
さて、夜コメを注文しようじゃないか!
グラタンも魅力的だが、辛いのは苦手。
チーズハンバーグミートスパの一択だ。
来ました、コーヒーシェークとチーズハンバーグミートスパ。
合わせて1445kcalでございます。
埋もれているハンバーグが常識的なサイズで一安心。だが、ハンバーグを切り分けると、とんでもない密度のパスタが覗く。
え?何だって?
21時からこの量を食べるのはヤバい?
大丈夫。ご覧よ、このキャベツの山。
実に健康的じゃないですか。
どんなハンバーグなんだろうと色々想像していたのだが、肉の密度がギッチギチで美味しい。しょっぱいくらいに濃い味つけだ。
しかし、この密度、この味。どこかで経験した覚えがあるぞ?
そうだ、バーガーのパティと同じ!
コメダのバーガーは、パティと称してハンバーグが挟まれている。なるほど、このハンバーグを利用したメニューだったのか。
ミートスパは、スパゲッティのミートソースと同じ味、同じパスタ。
既存の素材を組み合わせ、ハイカロリーなメニューを作っていたとは。
コメダよ、何と罪深いキメラを錬成しちまったんだ。
猫舌なこと、早食いできないこと、大食いではないこと。
これらが障壁となったものの、90分かけて完食。当初はデザートも頼む予定だったが、辿り着けず。
ここまで苦しんだのは初めてではなかろうか。
食べたら腹囲に出やすい人は注意した方がいい。私は見たことがないレベルで腹が膨れた。
食べ終わってからもしばらくゆっくりして、いい夜を過ごせた。
ありがとう、錦・伊勢町通店!
退店後は、輩が屯している道を早足で通り抜け、ホテルに到着。
なんやかんやで1時半に就寝。おやすみなさい。
◾️最古のコメダ〜高岳店〜
おはようございます。時刻は5時40分。
コメダオタクの朝は早い。睡眠時間さえ惜しいというもの。
株主総会は9時に受付開始だが、ホテルを出たのは7時前。
総会が始まるまでに行きたいお店があるんですよ。
お店の名前ですか?知ってるかなぁ、コメダ珈琲店っていうんですけどね。
無論こちらもただのコメダ珈琲店ではない。
オールドコメダ。コメダ珈琲店の1号店から10号店までを指した名称だ。しかし老朽化などで閉店した店舗が多く、現在では高岳店と今池店の2店舗しか存在しない。
今から向かう高岳店は、2号店。現存する中で最古のコメダ珈琲店である。
去年、今池店には行ったのだが、高岳店は行く難易度が桁違いに高い。
土日休みで、7時から15時までしかやっていないのだ。
去年は閉店の外観を写真に収めることしかできなかった。
しかし、遂に開店している姿を拝むことができる!
朝日を受けて、営業の黄色いランプがキラキラして見える。
なんと神々しい輝きであろうか!
営業中の札。遂にこの中に入れる〜!
店に足を踏み入れると、まず「20歳以上ですか?」という確認が。
喫煙可の店舗であるため確認が入るらしい、と口コミで見たことがあった。
喫煙できる証拠に、灰皿が置かれている。
私はタバコが苦手なので、臭いに耐えられるかという懸念があった。タバコを吸ってる人はいたが、そんなに臭いがしなかったので良かった。
お店は、キッチンのお父さんとテキパキしたお母さんが切り盛りなさっているようだった。
スチールワゴンを押して運んだり片付けたり。いいな、そのシステム。
注文内容は決めていた。ブレンドコーヒーとモーニング。
そしてここにしかない商品を何か一つ。
デザートにプリンという字が!
一般的コメダには存在しないので、これにしよう。
商品が運ばれてくるのを待っている間にも、ドンドコお客さんがやってくる。私の後に3組入ったが、もうそれで満席だった。
お母さんの「ごめんなさいねー」が4回は聞こえた。
5時40分に起きた甲斐があったというものだ。
内装は、今池店に共通したものがいっぱい。コーヒーの名前が書かれた木の板が吊り下がっているが、これも今池店にあった。
そして独特な字体のメニュー看板。値段を紙で直しているが、今もコーヒー豆を選べたりするのだろうか。
アンティークのようなオシャレなライト。
天井との接続部にも装飾が施されていて好き。
かつてのオールドコメダは10店舗ともこんな感じだったのかな。
惜しい店たちをなくした。
付近のお客さんの会話からも、オールドコメダという単語がチラッと聞こえた。やっぱり特別なところってちゃんと知られてるんですなぁ。
さあ、やって参りました、ブレンドコーヒー!
今までに見たどのコメダのカップとも違う。何のプリントもされていない、シンプルな白いカップ。使い込まれた感じはあるものの、汚れは一つも付いていない。
味は、初手から苦味強め。しかし、酸味が苦手な私にとってはありがたい。
ミルクが要らないくらい、最後まで飲みやすかった。
私がコメダブレンドを飲む際は、途中で酸味がキツくなって、ミルクを投入している。この現象が起きないというのは初めてだった。
モーニングの山食パンは、厚切りではないが、フワフワのモチモチ。
そして何よりたまごペーストが違う。普通のコメダより粒が細かいというか、もっと潰されているというか。もう一段階ペーストに近い滑らかさ。
こちらも山食パンによく馴染んで美味しかった。
さて、お次はプリンソフト。
ソフトクリームの味自体は、一般的コメダの味と同じだった。
昔ながらのしっかりとしたプリン。しかもちゃんと高さがある。
底には焼きプリンのような、茶色い美味しい膜が付いている。
朝から贅沢しちゃったなぁ。
満足しながら店内を見渡していると、足元に飛び込んできた光景。
鋲、打ってあるーっ!!
私が鋲に注目するのは「コメダの古い店舗、壁の木材に鋲打ってる説」を提唱しているからだ。
もう一つのオールドコメダ、今池店の木材にも鋲が打たれていた。
やっぱり古い店舗には打ってあるんだよ。
今後ともコメダの鋲からは目が離せないな!
◾️新しきコメダ〜伏見・日土地名古屋ビル店〜
高岳店を出たのが8時。開場まで時間がある。
よし、アレを解き放つか。
旅行バッグから取り出したるは……
今年のコメダ珈琲店の福袋グッズ、トートバッグでございます。去年の一番くじのグッズを付け、他との差別化を図っているつもり。もっとも今のところ、”他”と遭遇したことはありませんがね。
ちなみに私の格好がこちら。
奇跡的にコメダソファのような色合いのワンピース。コメダに寄せようと買ったのではなく、元々タンスの肥やしになっていたワンピースだったのが余計に奇跡なのだ。
高岳店のソファと比べても瓜二つだった。縦ラインの模様が入ってるのがポイント高い。
赤いワンピは、単体だと派手目な格好にしか見えない。だが、このトートバッグを持ったら途端にイタくなる。これが通勤するスーツ姿の人々に混じるので、余計に異彩を放ちまくる。
しかしもうこれで行くと決めたんです。旅行バッグはコインロッカーに預け、退路を断ちました。
赤いワンピに赤いトートバッグという、どこからどう見ても奇妙な出立ちで、次なる目的地へと向かう。
脳内でひたすら謝罪の言葉を唱えながら歩いた。
名古屋市民の皆様、お目汚し大変失礼致します!
わたくし世間様にご迷惑をかけるつもりは一切ありませんでして!自己満足オタクコーデを実現したいという一心でございます!何卒お許しくださいませーっ!
……ああ、個性的なオシャレで胸を張って歩く人たちを心から尊敬する。
私も自信を持ちたいものだ。
さて、今どこに向かっているかって?近くにちょうど時間を潰せるお店があるのは事前にリサーチ済みなんですよ。
お店の名前ですか?知ってるかなぁ、コメダ珈琲店っていうんですけどね。
分かりやすい看板、助かる。
コメダ珈琲店 伏見・日土地名古屋ビル店。
今年の4月にオープンしたばかりの新店舗だ。
コメダのアプリのお知らせにも来ていたが、まさか実際に足を運べるとは思わなんだ。
株主総会までの時間調整なので、ここでガッツリ食事はできない。
見てほしいのは、テーブルの白さ。
私は錦・伊勢町通店にて、濃い木材ほど年季の入った証であるという経験則を述べた。
ほら、新しい店舗はこんなに明るい色なんだよ!ここから何年、何十年とかけて渋みのある濃さを増していくんだろうなぁ。
天井のレンガが細かくてオシャレ。
今までのコメダといえば、辺鄙なところに広い駐車場と広い店舗を構えるスタイルだった。しかし最近ではこういったビルの中にも進出を始めている。
電車や新幹線をよく使う身からすると、駅ビルにもっとできると嬉しいな、なんて思ったり。
新旧のコメダを味わう朝を過ごし、いざ総会の会場へ。
株主総会はとても楽しく、有意義な時間だった。
しかし聖地巡礼の趣旨からは逸れてしまうので、詳細は別で書く。
気になった方はこちらも見て頂けると幸いだ。
12時前には会が終わり、会場を後に。
さーて、行くか!
名古屋の観光名所、二大巨頭を教えてあげよう。
コメダ珈琲店とおかげ庵だよ。
くつろぎの聖地・コメダ珈琲店と、和風コメダ・コメダ和(なごみ)喫茶おかげ庵。この2つが隣り合っている素晴らしい土地が、全国ではわずかに存在する。
そのうちの一つが本店。
もちろん本店という特別感に浸りたいという気持ちもあるが。
このたび本店に行く最大の目的は、フラッペ。
私が何気なくアプリで本店のメニューを見ていた時、偶然発見したものだ。
どうやら一部店舗でサイレント実装されている代物らしい。
行きつけの店舗では提供されていないので、何としてでも味わって帰りたい!
前回本店に行った時には、徒歩があまりにも修羅の道のりだった。
徒歩ならいりなか駅が最寄りだが、その次の八事駅からバスに乗れば、もっと近くまで行けるようだ。交通費はかかるけど、もうバスで行っちゃおう。
そう思って八事駅に降り立ったのだが。
バス停が見つからない。見つかるけど見つからない。
それもそのはず、八事という名前のバス停の乗り場が7箇所もあるのだ。
八事って名なら、もはや8箇所であれよ。
7つも乗り場があるのに、本店の最寄り駅を通る路線はたった1つ。適当に乗ったら近くに着けるような構造ではないのだ。
私は方向音痴の申し子。案内図だけで目的地には辿り着けない。
Googleマップ先生の青い経路のお導きが頼みの綱である。
しかし、Googleマップで「八事(バス)」は1箇所しかヒットせず。
このことも私の混迷を加速させた。
歩きに歩いて1時間迷った。同じ場所をぐるぐる廻り、挙げ句の果てには乗り場を見つけられず。
どうする?今から本店まで20分かけて歩くか?
日中の炎天下を?ここまで散々歩いたのに?
……そうだ、葵店に行こう。
◾️安心と信頼のコメダ〜葵店〜
方向音痴の敗北。地下鉄を逆戻りして、駅から近い葵店に縋るしかない。
「わ〜ん!ドラえも〜ん!」と泣きつくのび太の気分だ。
わ〜ん!あおいて〜ん!
本店に行くバスが分かんないよ〜!
地図も読めないなんて、しょうがないなぁオタクくんは。
はい、フラッペ〜!
葵店と本店の商品ラインナップは大体同じ。
それを思い出し、葵店でメニュー検索をかけてみたところ、予想通りフラッペがヒットしたのだ。
あくまでも今回の目的はフラッペを味わうこと。
目的を見失うな。
次の日は普通に朝から出勤。意地を張って帰りの新幹線に間に合わなくなると本当にヤバいんだから。
方向音痴の負け惜しみはこの辺にして、念願のフラッペを飲んでいこう。
フラッペと言っても、スタバのフラペチーノのように氷の粒を感じることはない。マックシェイクの粘度をアップさせたような感じ。吸ってもあまり上がってこない。だからと言って力強く吸うと、ズッ!と音がして恥ずかしい思いをする。実際した。
ちなみに、フラッペには3種類ある。
なぜクラシックプリンにしたのか?
ミルクセーキの面影を追い求めているからです。
ミルクセーキがメニューから消失してもう2年が経つ。
私は未だにミルクセーキのことが忘れられないよ。
ミルクセーキのあっさりした飲みやすい甘さが恋しい。
フラッペ クラシックプリンは、ミルクセーキより引っかかる濃厚さがあり、私のミルクセーキ欲を慰めてはくれなかった。
ちなみにミルクセーキは、スジャータと協力して監修なぞしている。
自社でクビにしたくせに。
他社に死体を売り出すサイコパスかな?
否、これはミルクセーキ復活の伏線に違いない。
やっぱ喫茶店といえばミルクセーキだもんね。なぁコメダ?
時刻は午後2時だが、これがお昼ご飯。
誰かさんが迷って時間を浪費したせいだ。
フラッペだけでは物足りない。何か食べるものが欲しいな。
メニューを見ていると、何やら見慣れない商品が。
当店限定!?オタク心をくすぐる一言。
カリーは辛いけど、当店限定となると話は変わってくる。
これは頼むしかねえ!
調子に乗りました。全然食べれない。
絶対昨日のチーズハンバーグミートスパが響いてる。
しかし、残すのは私のプライドに反する。
苦しみながらも、何とかトーストを食べ終えたのだった。
◾️和風のコメダ〜おかげ庵 葵店〜
聖地巡礼もいよいよラスト。同じ敷地内にある、お隣のおかげ庵へ。
ここ葵店も、コメダとおかげ庵が隣り合う、夢の土地なのである。
もうお腹いっぱいなんだろ?やめとけよ。
という声が聞こえてきそう。
だが、おかげ庵においても、どうしても食べたい商品があるのだ。
コメダの聖地、どうしても食べたいもの多すぎ問題。
注目すべきは、抹茶フェアの一角、抹茶ティラミス。こちら、季節のケーキに分類されるのだ。
私が最も推しているカテゴリは季節のケーキ。
noteでも毎シーズン力を入れて紹介している。
ワンシーズン4種類がデフォだが、このラインナップを3周するくらいには大好き。
おかげ庵にも季節のケーキがあると知った時は驚いた。
お腹の容量的にも、時間的にも、ドリンクは頼めなかった。
しかし葵店の素晴らしい点は、お冷の代わりに湯呑みに入った麦茶が出てくるところ。ケーキを食べるには十分だ。
この抹茶ティラミス、お腹いっぱいでもペロリと平らげることができるくらいにあっさりしていた。甘さ控えめで、抹茶の苦味もくどくない。
コメダ珈琲店の方で実装されたらあと3回は食べに行くのになぁ。
抹茶ティラミスが食べやすくて美味しかったおかげで、ちゃんと新幹線に間に合った。時間ギリギリまで聖地巡礼を楽しむことができて良かった。
さらば、名古屋!
◾️聖地巡礼、かかった金額は?
新幹線代26680円。ホテル代5100円。地下鉄1380円。諸経費420円。
さらにコメダでの飲食が5150円。
合計38730円也!
この中で、本当はもっとお得にできた部分があった。
それは地下鉄の1380円。
実は、名古屋の地下鉄には24時間券というものが存在する。
券売機にてチラ見したのだが、まあこういうのってなかなか得しないよね、なんて思って買わなかった。
しかしこちら、760円で24時間全線乗り放題。
使えば半額以下に抑えられたのに!反省なさい。
反省点はもう一つ。
コメダを利用したレシートを眺めていて、ふと気づいた。
あれ?金シャチ会員のポイントじゃなくね?
コメダでは、チャージ式プリペイドカードのKOMECAを使える。
そして、金シャチ会員というものに登録すれば、支払いに使えるポイントがより多くもらえるのだ。
私は株主優待で専用デザインのKOMECAが届いたので、そちらをメインカードに切り替えていた。
しかし、金シャチ会員の登録をしていたのは、今まで使っていた通常バージョンのKOMECA。
合算の手続きをしていたので、通常KOMECAに入っていたお金は、株主優待KOMECAに移動できていた。しかし、お金を合算しても、金シャチ会員の登録は連動していなかったようだ。
金シャチ会員でKOMECAを複数持っている皆様、金シャチ会員のマイページにて、メインカードの番号が登録されてあるか確認した方がいいかもしれないよ。
最古のコメダ・高岳店ではKOMECAを採用していない。高岳店以外の4店舗ではKOMECAで支払いをした。ところが、獲得できるポイントは、全て非会員の計算になっていたのだ。
どれくらいの損になる?計算したくないなぁ。
……えー、非会員として40ポイント獲得しましたが、金シャチ会員なら122ポイントもらえてました。実質82円の損ですね!
早くに気づけていたら!うーっ、悔しい!
◾️聖地巡礼を終えて
もしも二度と名古屋へ行けなくなったとしても、悔いはない。
そのくらい満足しました。念願のオールドコメダにも行けたからね。
まあ、1日に4店舗も巡ればさすがに満足するわな。
どうやら私はスケジュールをギチギチにすることで充実感を得る傾向にあるようだ。私の聖地巡礼は、決して行き当たりばったりではない。そりゃバス乗り場7つの件は詰めが甘かったけども。それは認めます。
田舎に住んでいると、名古屋にはそうそう行けない。行きたいところを無駄なく巡れるよう、場所や順番を吟味して旅程を組み、その上で最適な新幹線やホテルを手配している。
一人旅って、自分で全部考えて手配するのが大変だよね。お金も割り勘できない。あと船頭が不在で自分が方向音痴だと時間のロスもしちゃう。
でも、好き勝手にできるのが最高すぎる。
誰かと一緒だと「私は確実に座りたいんだよなぁ。でも他の人は自由席で安くしたいかな?指定席って言い出さない方がいいか?」とか悶々とすることがある。だが一人なら、何の葛藤もなく指定席が取れる。
あと、ホテル選びも自由。コメダの店舗に近いところにして、朝はコメダで食べる。観光地の食事だの、ホテルのビュッフェだの、私は興味ない。
それから、迷って時間を無駄にしても、自分が満足できる結果ならそれで良しとできる。今回の迷子だって、フラッペに辿り着いておかげ庵にまで行けたのだから、何の問題もない。誰かを連れていて迷ってしまうと申し訳ないが、自分一人なら気の持ちよう次第でいくらでもプラスに捉えて終われる。
他人に配慮しなくていいという自由が、そこにはたくさんあるのだ。
コメダを満喫し、自由を謳歌する。
聖地巡礼は最高だな!