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え?神様?え?は?映画『ゴッド・ディーバ』

こんばんは。きなこもちです。

普段好きな映画しか紹介してません。そもそもおもしろくなかった映画は記憶に残らないので、紹介するものの大半はおもしろくて紹介したくなるものになるのです。そうはいっても、たまーに「なんじゃこりゃ」と思うような作品にも出会います。

今日は個人的に意味不明だった映画『ゴッド・ディーバ』を紹介します。

あらすじ

人間、ミュータント、エイリアン(まとめて地球人とする)が暮らす近未来の地球。ある日、謎の巨大ピラミッドが空中に登場し、地球人たちはその存在におびえていた。しかしその内部ではホルス神が他の神々によって反逆罪による死刑宣告を受けており、執行までの間にある目的を遂げるため地球に寄り道していただけだった。

ホルス神は地球人に乗り移ろうとしたが、度々地球人の体が爆発して失敗していた。そんな中、とある囚人輸送列車に乗っていたニコポルの体をうまく乗っ取った。ホルスに乗り移られたニコポルは意識も乗っ取られて、知らないうちに青い髪の女性を探す旅に付き合わされる。

Youは何しに地球へ?

あらすじはだいぶマイルドにしてますが、ニコポルの体乗っ取りまでの流れと乗っ取られてから青い髪の女に出会うまでと、その間の他の神様のピラミッド内部での様子と、本当に「は?」ってなります。

まず、ニコポルの体乗っ取りまで。他の人に乗り移っても爆発しまくるので、故意ではないが無差別殺人になってるんです。でも「あーまたやっちゃったよー」くらいの感じで何度もチャレンジ…。ホルスの姿は地球人には見えないみたいで、突然何の前触れもなく目の前で人が爆発するように見えるので、ものすごい恐怖です。乗り移れる体の条件があって、ニコポルはとある理由でその条件を満たしていたのですが、そのニコポルですらホルスがやらかした事故のせいで足を失うという…。足なくして動けなかったら、誰かに何とかしてくれってなるでしょ。

ホルスに死刑を宣告した他の神様は「えー?前に地球来たときはこんなのなかった!」ってUNOしてたりするんです。「人間、すげー知恵つけてんじゃーん!」みたいな。エジプトの神様のバステトとアヌビスが遊んでるんです。死ぬこと自体を特に問題としてないからかもしれないですけど、いやいやこの緊張感のなさなんなの?となるんですよ。

そして青い髪の女と出会ってからのなんちゃらも。青い髪の女性を探す理由は理解できるとしても、その女とどうこうするのがあーもうめちゃくちゃだよー!となるんですよね…。ニコポルがブチ切れで、見てる私は完全に同情するという。青い髪の女もホルス見えないからニコポルだけを見ていろいろ考えるし、ニコポルがなぜかホルスのやらかしをひたすらフォローすることに。何がどうむちゃくちゃなのかは自分で見て確かめてみてください。マジで何しに来てんだ、こいつらは、となります。もうちょいマシなやり方あるやろと。

フルCGで映像はすごい

映像はすごいです。ホルス含むエジプト神たちはみんなCGでよくできてますし、ピラミッドが浮いてる街の造形もすごくかっこいいです。

だからもうストーリーがむちゃくちゃすぎて、きれいなのになんだか頭に入ってこないんですよ…。

おわりに

初見でひたすら「は?」と言ってた記憶しかないです。人によってはおもしろいのかもしれないですが、私は「どういう気持ちで見ればいいんだ、こ れ…」となりました。混乱、その一言です。

感性が私とあまりに違ってて理解が追いつかなかったんだと思います。普通に受け入れられる人もいると思うので、気になったらチャレンジしてみてください。


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