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勘違い女の猛アタック💨💨映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』

こんばんは。きなこもちです。

片思いしたことはありますが勝算のないアタックはしたことがありません。一方で勝算あったかもしれないのに打ち明けられなかったことはあります。今まで恋をしたことがない人も一緒にいると楽しい友達を想像すると、離れていってしまうのを引き止めたい気持ちになることもあるんじゃないでしょうか。行ってしまうのを許すのもまた愛情なのですが。

今回は元カレが結婚するのをきっかけに、みっともないほど必死にすがりつく女のドタバタ映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』を紹介します。

あらすじ

ジュリアンは仕事は順風満帆だったが、元カレのマイケルのこととなると、からっきしダメだった。ある日、マイケルに呼び出されたジュリアンは意気揚々とマイケルに会いに行くが、マイケルはかなり年下の女性のキムと結婚するから式に出てほしいと言ってきた。ジュリアンは動揺しつつもマイケルの結婚式に出向くと約束する。

会場でマイケルと今カノを破局させるために、ゲイのジョージの協力の下、あの手この手で別れさせようと奮闘するのだった。

ジュリア・ロバーツvsキャメロン・ディアス

ジュリアンの役をジュリア・ロバーツ、キムの役をキャメロン・ディアスが演じております。どちらも今見るととても若い!特にキャメロン・ディアスは女優としてはまだ駆け出しの頃で、非常に初々しい演技を見ることができます。なんなら主役のジュリア・ロバーツを食ってるなとすら思うほどよいです。

ジュリア・ロバーツは相変わらず押しの強い頑固な女性の役がハマってて、なかなかひどい女性なのですが、おちゃめさも感じる演技です。他の人がやるとただのムカつく女になると思うんですよね。

この二人がそれとなくマイケルをかけて争っているわけですが、見ればわかります。まったく勝負になってません😅挽回なんてもう無理なんです。ジュリアンが入り込める好きなどないのです。だからこそ、よりジュリアンが必死になる、このみっともなさがこの映画の見どころです。

本当に好きだったと気づくのはいつなのか

この映画を最後まで見ると、この疑問が自然とわきあがってくると思います。本当にいつなんでしょうね。だいぶ人による気がします。

ジュリアンはマイケルとキムがイチャつくのを見れば見るほど、遅すぎたと痛感するんですね。まだまだぁ〜!と必死に邪魔するんですが、どんどん式の時間に近づいてゆく。どうしようもない焦燥感に駆られるわけです。

そこに安易にくっつくことのないゲイの友人であるジョージが最後まで付き合ってくれます。生暖かく見守るのを地でやってます。非常にいい関係制なのです。おもしろいおもちゃを持ってるくらいに思ってるのかもしれません。本当の親友はジョージだと思いますね。ジョージからパートナーを紹介されるようなことがあれば、ジュリアンは素直におめでとうと言いそうな気がします。

私は小中学生のころに好きな人がいましたが、高校からは別々の学校に行きました。しばらくは好きでしたが、結局のちに彼氏もできて自然と忘れましたね。ジュリアンは忘れることができなかったようなので、次の相手が見つかるといいなと思います。

おわりに

人間のみっともなさって度が過ぎると目をそらしたくなりますが、まだ笑える程度のコメディに仕上がってます。

明日も同じようなみっともなさを描いた作品を紹介します。


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