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【摂食障害克服記】長いトンネルのお話

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2022年2月の記事一覧

体も心も悲鳴をあげる飢餓期【摂食障害のお話】 #6

14歳で拒食症になりました。
この先20年も苦しむことになるなんて
思いもしませんでした。

拒食期。
だんだんと食べ物にこだわりが出て
食べる量が減っていき、それが快感になり
普通体型だった私は、ひと回り痩せて、芸能人のように細く可愛くなった気でいました。

詳しくはこちら。

今回は、拒食についてもう少し掘り下げた話をしますね。

拒食期というのは、身体に必要な栄養が届かず
飢餓状態にあります

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いいなり【摂食障害のお話】 #4

いいなり【摂食障害のお話】 #4

摂食障害になる人の多くは
幼少期に受けた心の傷や寂しさを持っているといいます。

前回の話はこちら。

幼少期の傷②
アダルトチルドレン

そのような言葉は当時知りませんでしたから、気づくのは大人になってからです。

父親はアルコール依存症でした。

何もフラッフラに酔っ払ったり、手が震えるのが依存症ではありません。

飲んでるうちに、いつのまにかアルコールの量が増えていくのは良くある話で、そのう

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差別とか暴力とか 【摂食障害のお話】 #3

差別とか暴力とか 【摂食障害のお話】 #3

14歳で拒食症になりました。
この先20年も苦しむことになるなんて
思いもしませんでした。

※あくまで私の経験に基づいたエッセイです。
なるべく多くの人に読んでもらえるような文章を心がけていますが、もし読んでいて辛くなったりするようでしたらその時は無理なさらずにお願いします。

幼少期の傷 ①
摂食障害は、しばしば母親との関係が問題視されることが多いようです。
うちの場合は少し違ったかもしれませ

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拒食期の生活と痩せてしまった私に伝えたいこと【摂食障害のお話】#2

拒食期の生活と痩せてしまった私に伝えたいこと【摂食障害のお話】#2

14歳で拒食症になりました。
この先20年も苦しむことになるなんて
思いもしませんでした。

この頃の私

交友関係は広く浅く。

少し悪そうな子ともつるんでいたので、
時には怖い先輩に呼び出されたりすることもありましたし、親が呼び出されるようなこともありました。

ぐれていたつもりもないけれど
ぐれかけてたのかもしれないし
そう考えると、その割にはまっとうに育ったなと思ったりします。

まぁ、結

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