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あの感じとこの感じは似ている

さまざまな理由があって、教室とは別の教室にいる子どもたち。わたしの仕事は、そこで彼らと時間を共有することです。

学校という場も関係してるのか、彼らに「何かしなきゃ!!」と思いがち。どんなことしようか、こんなことしようかと準備していても、彼らの気が乗らないこともあって、準備したことが空振りに終わることが正直多い。「あーあ」と思いつつも「まあ、そんなもんだよねー」とも・・。

クラスメイトがいる教室では、ある程度計画通りに授業がすすめられているはず。その教室にいることができないってことは、その教室とおんなじことしてたら、この子は別室にも来れなくなる可能性がある。こっちが計画通りに進めようと鼻息荒くするのは、この場ではやめよーって決めた。

かと言って、彼らの「キブン」通りにすべて進めるっていうのも違う気がする。気分が乗らないときでも、えいっと何かを始めたらいつの間にか、気分が変わってるってことよくあるもんね。そんでもって、一旦何か始められたとしたら、その後ますます気分が乗らないってことは、ほとんどない。ってことは、体験の場へ「えいっ」と彼らの背中を押すのが、大切な役割なのかな。

そうなると、すべてを準備することは通用しなくって。自分の感覚だけが頼り。そーいう感覚を養うために、わたしは書いているのかもしれません。書き終わるまで、自分の中に何が出てくるかわからなくって、書きあげられるか不安もあって、準備のしようがない、この感じ。このnoteで書く体験と、彼らと時間をともにする体験はよく似ています。

どちらも、やり終えると「ふーっ」と思わず背伸びをしたくなる心地よさです。気持ちいいよーっ!


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