星井きなこ

教育用コンテンツの品質管理しながら執筆生活、だいたい昼寝。個性的な夫とにゃんこと暮らす…

星井きなこ

教育用コンテンツの品質管理しながら執筆生活、だいたい昼寝。個性的な夫とにゃんこと暮らす。noteコンテスト「#私のコレクション」受賞🎖️

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    近況を綴っています。月に4回お会いしましょう。

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    話題にしてくださった記事たちです。 ご紹介ありがとうございます。

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    日記帳。いろんなことがあって、いろんなことを思いながら、明日がいい日だといいなと思いながら綴っています。

最近の記事

生まれた時からアップルチークス

エッセイのある日常。-9月#3-

    • やっぱり字幕が好き

      海外の作品を観るときは、吹替よりも字幕が好き。 その方が頭によく残る気がする。画面みるでも、文字を追いたいんよな。追われるよりも追いたい。わたしは文字を追っていたい。 字幕は「読む」というより「追う」だと思う。 校正をするときも、文字を追っているという感覚に近い。じゃあ「読む」と「追う」ってどう違うんだろう? 本やnoteは「読む」だ。じっくり腰を据えて珈琲でもいただきながら、という感じ。字幕や校正は「追う」だ。前のめりで、やや緊張感がある。何かをしながら追うのは難し

      • 人生いろいろ、エッセイだっていろいろ

        わたしは何を書いているんだ?? よくわからない。先ほどこんな記事を読みまして・・「いやめっちゃわかるわ~~~」ってなりました。思わず山に向かって「わかるわ~~」って言ったら「わかるわ~~~」って返ってきました。こだまでしょうか。 創作大賞、中間発表されましたね~。エッセイ部門を一つずつ読んでいるところなんですが、果たして自分の書いてる文章はエッセイなのか?と首を傾げざるを得ません。 わたしは何を書いているんだ・・? 最近さ、これ(性格タイプ | 16Personali

        • 最近白目ばかりむいている

          エッセイのある日常。(9月 #2)

        生まれた時からアップルチークス

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        記事

          思ったことを言葉にしてみる勇気をだす

          こんなこと言葉にしてもいいんだ・・ ある文章を読んで、ざわざわした。ざわざわすると同時に、尊さを感じた。それは、体験した者にしか決して出てこない言葉だったからだ。 それは、花森安治の言葉だった。 「知識」だけでは、B29を「美しい」とはみられない。それを彼は思っただけではなく、言葉にした。そして、戦争を知らない者たちと紙面上で会話している。教科書には、きっと書かれない言葉だ。B29と美しさは、あまりにも知識上かけ離れているから。 彼の言葉を、正しいとか正しくないと言う

          思ったことを言葉にしてみる勇気をだす

          「なぜ、私は書くのか」受賞してもしなくてもするスピーチ

          こんにちは。 この度、藤原華さんの自主開催noteコンテスト「#なぜ、私は書くのか」に参加し、投稿した作品が『優秀賞』を受賞しました。グランプリには届かずでしたが・・この記事では「受賞してもしなくてもスピーチをするなら?」というコンセプトで、準備を進めてきました。お付き合い頂ければ幸いです。 ・・ 「なぜ、私は書くのか」という問いは、答えるのが簡単なようでいて、大変難しくありました。「なんで書くのかって言われても・・」としばらく首を傾げていました。けれども、noteで書

          「なぜ、私は書くのか」受賞してもしなくてもするスピーチ

          どうにもならないと諦めてた鋭い視線の活かし方

          近頃、コンテンツの「品質管理」を行う仕事を始めました。 はて。品質管理・・?なにやら聞き慣れない言葉です。 わたしの担当は、教育用のテキストコンテンツなのですが、例えば、模試をするとその解答・解説がついてきますよね。受験生の時、何気なーく読んでたあれです。 実は受験生に届けられる前に、解答解説を書いた人以外にも、実に多くの人の「目」に触れられています。 一体その目は何をしているかというと、 誤字脱字はないか 内容の誤りはないか 表記は一貫しているか 生徒にきちんと伝

          どうにもならないと諦めてた鋭い視線の活かし方

          〆切って、なんかこわい

          「金曜までにこれやっといて」 そう言われると、ビビる傾向にある。 無意識のうちに 「間に合うかな・・」 「それまでに納得いくのんできるかな・・」 ってパブロフの犬みたいに条件反射的に思ってしまう。 〆切が怖い。 全然時間に余裕があっても思ってしまうなんて、変だ。 「間に合わなかった」経験でもあるのか、というとそうでもない。 でもひとつ思い当たる節がある。 漫画家や文筆家は〆切に追われている、という描写をよく見る。なんだかもうイライラして髪の毛乱しながら書いて

          〆切って、なんかこわい

          媚びたくないなら媚びないという選択を

          エッセイのある日常。(9月 #1)

          媚びたくないなら媚びないという選択を

          わたしは記事を書くけど 記事はわたしではない。 投稿したらもう自分の香りをのこさない。

          わたしは記事を書くけど 記事はわたしではない。 投稿したらもう自分の香りをのこさない。

          書くことで有名になりたいけど、読まれることが恥ずかしい

          は? ですよね。 有名になりたいんだったら、たくさんの人に読まれる必要があろーもん。 でもね、そういう矛盾って感じることあるよなーって。 たくさんの人に読まれるってことは、たくさんの人の目が文章に向けられるってことです。しかし、その目が怖かったりする。 なぜって、何思われるかわかんないからです。 「おもしろくねー」 「それでもプロか?」 「その文章はおかしい」 こ、怖いっしょ。 そんなこと言われなくても「思われるかも?」と頭をよぎれば、何にも書けやしません。

          書くことで有名になりたいけど、読まれることが恥ずかしい

          わたしの弱みを社会が求めている

          エッセイのある日常。-8月 #4-

          わたしの弱みを社会が求めている

          書き続けるなら嫉妬心をも味方につけちゃえ

          書き続けていると、定期的に自分の立ち位置がわからなくなる。 「わたしは、どの立場で誰に向かって書いているんだろう?」と。 もう何万回も自問してきましたが、はっきりとした自答がありません。 それでも、書き続けるしかないんですよね。 こればっかりは、休んでも答えに辿りつけない。 書き続けながら、探す。光を求めて一歩ずつ歩みを進める。まるで、洞窟の中を孤独にえっちらおっちら歩くようなもんで。心細いですし、変な音は聞こえるし。でも自分で歩くしかない。誰も答えなんてもってない

          書き続けるなら嫉妬心をも味方につけちゃえ

          書き始めたらネタが降ってきた

          台風だ、台風がきている。 こちら福岡、まだまだ台風からは離れているものの、何やら嵐の前の静けさという感じ。 ・・と文字を打っていたら、猫がキーボードを踏みつけ文字入力が変なことになった。ねこ(neko)と打ったら、nえkお と表示されるのだ。 直し方を検索かけようにも、文字が打てない。 ・・しかしさすがは検索機能である。 文字(mozi)と打ったら、 mおzい の時点で mおzいgあうtえnあい と下に検索候補が表示され、謎めいた配列の意味が解読できてしまった。

          書き始めたらネタが降ってきた

          目に見えることと見えないことについて

          エッセイのある日常。8月 #3

          目に見えることと見えないことについて

          世界は知らないことだらけで美しい

          コーヒーのワークショップに参加した。 トルココーヒーが体験できるらしく、なんの知識もないけれど、コーヒーは好きだし面白そうなので参加してきた。 講師は元青年海外協力隊でヨルダンにいたという鬼丸武士さん。 ヨルダンがどこにあるのか調べるまで知らなかったし、ましてどんな国でどんなものが有名か・・は知らない。けれども目の前には、ヨルダンの空気を吸い現地でコーヒーの淹れ方を学び、今日ここで振舞ってくれている人がいる。 遠い異国の地の味が体験できるとは、嬉しい限りだ。 味は風

          世界は知らないことだらけで美しい