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時間もお金も本当にないって話

こんにちは。
心に髭の生えたシングルマザーのはなです。

突然ですが。
私離婚する前に別居していた期間があったんです。
私の場合離婚理由は相手からの暴力。

家を出たのが、息子が年少さんの時で
離婚が成立した時には息子は「小学1年生」になっていました。

別居期間は約2年半。

離婚の話はまた別の機会に書きますが、この離婚成立までに時間と労力とお金がかかったわけです。

離婚をすると決めたのは私自身なので、そのくらい覚悟しろ!って話ですが
どれだけ覚悟を決めていても、辛いものは辛い。
しんどいものはしんどい。

その当時は息子も支援センターでの療育に行っていたり、癇癪がひどく保育園も短時間保育でしか預かってもらえなかったり。

娘は持病で年に数回入院したり、長期で入院・手術があったりで
まともに働くことは正直かなり難しかったです。

短時間パートで働いて、子供が体調を崩せば長期的に休むようになり
休んだ分だけ収入は減っていく。
そんな中でも会社は私をクビにはせず、私が辞めるまでずっと雇ってくれたことは本当に今でも感謝しかない。

別居中の場合、私の住んでいる地域では
保育料は住所を分けていても「婚姻関係がある場合は夫婦2人分の収入」での保育料の支払いが必要。
離婚成立しないと「児童扶養手当」は支給対象外。

そんなわけで、貯めていた貯金はものすごいスピードで消えていきました。

その後色々と市の方に相談をして、別居して1年たったころ
いつもの担当の人がいないと言うことで代わりに話を聞いて下さった方から
「保護命令」を申請して通れば、保育料は私の収入だけでの判定になることを知らされました。

どうしてそのことを教えてもらえなかったのか尋ねたところ
「あなたの受けた暴力は生活に支障が出るほどの暴力じゃないから、保護命令が出ないと判断したようです」
この言葉は今でも忘れられません。

結果から言うと、保護命令の申請は通りました。

暴力を受けたことに「この程度は平気」はない。

もし大丈夫かどうか決めれるのだとしたら
判断できるのはただ一人「受けた側の人」だけだと私は思います。

外傷だけでの判断はできません。
一番のダメージは心にあるから。

見えないからこそ、「わからない」
だからこそ簡単に判断はできないんです。

それにもう1つ私がとても感じたのは

「知らない」と言うことは本当に「損」だと言うこと。

もし何気なく聞いたことだったとしても「知っていた」なら

時間もお金も労力も確実に違ったと思います。

「知る」と言うことは本当に大切
私には関係ないことか・・と知るチャンスをやめないでほしいです。

自分のその「知識」が自分だけじゃなく、誰かを助ける「知識」になるかもしれないから。
その「知識」を使うタイミングは今すぐじゃないかもしれないけど
何十年後にその「知識」が明暗を分けるかもしれない。

どんな些細なことでも、誰かにとっては大きな助けになるかもしれない。

この別居期間は辛いの一言では言えない大変さがあったけど
この経験から得たものは本当に多かった。

どんなことでも経験から得るものは必ずある。

やっぱり私の人生って面白いなって改めて実感した髭ママでした。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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