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高齢出産#37 NIPT問題⑥ 検査結果

妊娠12週5日目。
NIPT Japanから検査結果が届いた。

アメリカの検査会社から
データが送られてくると思っていたが

日本のNIPTJapanから
月曜の9時台にメールが届いた。

土日は営業時間外だから
待っても意味が無かったようだ。

検査結果は英語の証明書みたいな書類で、
日本語訳の解説みたいなファイルもあった。

解読できなかったらどうしよう、
と思っていたが大丈夫だった。

検査結果は、すべて陰性。
性別は女の子だった。

詳しく書くと、こんな内容だった。

21トリソミー(ダウン症)
Negative

18トリソミー(エドワーズ症候群)
Negative

13トリソミー(パトウ症候群)
Negative

全染色体異常検査
(ターナー症候群、トリプルX症候群、
 クラインフェルター症候群)
Negative

微小欠失症
(1p36欠失症候群、猫鳴き症候群、
 Wolf-Hirschhorn症候群、
 Angelman症候群、DiGeorge症候群)
Negative

性染色体
XX(女の子)

日本産婦人科学会の認可施設ではない事に
不安や罪悪感や疑念を持っていたが、

きちんとした報告書だったことと
陰性だったこともあり、払拭された。

ダウン症の場合は平均して55歳まで生きる。

エドワーズ症候群やパトウ症候群の場合は
9割以上が生後一年以内に死亡する。

という事を聞いていたので、

もし陽性だとしても、何の陽性なのかで
夫婦の意見が割れそうだった。

陽性でも、長生きするなら産みたい
という気持ちが大きくなっていた。

ひとまず、陰性で良かった。
子供が健康であることに越した事はない。

今日から眠れそうだ。

そして性別が分かり、
男の子を希望していた私は多少がっかりしたが

すぐに気持ちは切り替わって、
女の子の育て方を考えはじめた。

女の子を希望していた夫は喜んで、
責任感を感じたみたいだった。

今日は少しお祝いの気分で
近所の和食のお店で昼食をとった。

「名前、考えないとね」

と夫が言って初めて、そうだなと思った。

それまで私の頭の中では
NIKEの新しいCMの

日本のジェンダーギャップについて
描かれたシーンが繰り返し流れていて、

「海外移住した方がいいかも」
と考えていた。

全く、子供に関することは
次から次に、不安が尽きない。

不安になりすぎずストレスを溜めない事が
妊婦にとって一番大事だと言うのに。

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