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「結」の力を試された、新潟戦を振り返り

サンロッカーズ渋谷は12月11日・12日、新潟アルビレックスBBとホーム・青山学院記念館で対戦。

かつて選手・指導者として長く所属した平岡富士貴氏をHCに招聘し、再出発を図る新潟。
リーグ戦では、10月9日を最後に勝利がありません(第9節終了時点)。
しかし、負けた試合の中にはわずか1点差だったものもあり、油断はできない相手。

サンロッカーズにとっては、年明けにもアウェーで戦う相手。
上位争いを維持するためにも、ホームで戦う今週の試合は確実に連勝をしておきたいところです。

(高橋耕陽選手と新潟のジェフ・エアーズ選手。
かつて滋賀レイクスターズでプレー)

試合の内容

GAME1は、79−70でサンロッカーズが勝利。

1Qは0-7のランを決められたほか、シュートも惜しいものが続き、苦しい立ち上がり。
しかし、2Qは相手を12得点に抑える一方、連携プレーでシュートしやすい状況を演出。効率良く点を重ねて29得点し、逆転に成功。

最大18点リードをつけたサンロッカーズでしたが、3Q終了間際にロスコ・アレン選手がブザービーターを決めたあたりから新潟の勢いが加速。
4Q前半では新潟の猛攻にやられ、一時2点差まで迫られる場面も。

しかし、最終的には田渡修人選手・石井講祐選手のスリーポイントシュートなどが決まった他、獲得したフリースローも沈めて突き放しに成功し、3連勝となりました。

ただ、ジョシュ・ハレルソン選手は2Q終盤のリバウンド争いでファウル判定されたことに怒り、テクニカルファウル。
ベンチに戻る間もなだめる選手の手を振り払うなどし、再びコートに戻ったのは3Qの後半でした。

ジェームズ・マイケル・マカドゥ選手は、4Q序盤にダンクを決めた直後に2度のテクニカルファウルを起こし、即失格・退場。
何が起きたのか理解する間もなく、マカドゥ選手は走ってベンチを後に。

勝ちはしたもののすっきりしない場面も多く、この日は青学がどんより暗く感じました。

GAME2は、97−72でサンロッカーズが勝利。

先制こそ許し、しばらくは点の取り合いにはなりましたが、外れたシュートをマックス・ヒサタケ選手がダンクでフォローしたり、スリーポイントが連続で決まったりするなど好調。
ディフェンスでも、相手の連続攻撃を許さないリバウンドと安易なスリーポイントシュートを許さないマーク。

最終的にはスリーポイントシュートが30本中19本成功したほか、全てのクウォーターで新潟の点数を上回る結果に。

マカドゥ選手が前日の失格退場の影響で不在となり、インサイドで奮闘するヒサタケ選手・西野選手のファウル数が早めにかさむなど、不安要素は都度ありました。
しかし、前日から良くなかったところを修正し、終始流れを渡さない試合展開。
改めて「結」のチーム力を発揮し、4連勝を飾りました。

人生初の一眼レフにチャレンジ

私はいつも「ネオイチ」(一眼レフみたいなコンパクトデジカメ)を使って撮影していますが、今節では初めてフルサイズの一眼レフを借りて撮影しました。

お借りしたのは、ボディが「Canon EOS 5D MarkIII」、レンズが「EF24-105 F4L IS USM」。
ボディとレンズが20cmを超えないこと(※サンロッカーズ独自のルール)を優先の上チョイスしました。

人生初のレンズ装着に苦戦しつつ、何とか準備完了。
こんな感じで撮れました。
(※トリミング・観客のぼかし加工を行っています)

(テストがてら会場を外から撮った)
(サンロッカーガールズのNANAKOさん)
(ALLINダンスをノリノリで踊るLIXILの瀬戸欣哉社長。
よく会場で観戦されており、今やLIXILはサンロッカーズを支える大大大スポンサー様)
(GAME1、4Q序盤にダンクを決めるマカドゥ選手。
この後は思い出さないでおきましょう)
(GAME2、ここからスリーポイントシュートを決めた高橋耕陽選手)
(GAME2、このショットを決めていた関野剛平選手)
(GAME2試合終了後のマックス・ヒサタケ選手)

望遠はそこまで効かせられないものの、その分ファインダー越しでもプレーを把握しやすく、トリミングしても十分な画質。
そして、確かに写り方の印象は違うかも(狙いたい被写体にピントが合えば、よりクッキリ現れている気がします)。

使い始めは設定がうまくいかず、重くて正直後悔すら覚えていました。
しかし、メリットを実感してからは、「自分がうまくできる撮り方を見つければもっと楽しいかも」と思うように。

今回使ったのはズームレンズでしたが、カメラに詳しい友人に話したところ、おすすめの単焦点レンズを教えてもらいました。
次はそのレンズでトライしてみたいです。

イェロヴァツ選手の死に思ったこと

GAME1の試合前には、昨シーズン三遠ネオフェニックスでプレーしていたステヴァン・イェロヴァツ選手の追悼セレモニーを実施。
暗転後に彼の映像が流れ、そこから背番号にちなんで31秒の黙祷を捧げました。

改めて、私が撮った彼の写真を見返しました。
今年プレーしている姿をこの目で見ていた選手がもういないのだと思うと、人生の儚さを感じます。

(2021/2/14、豊橋市総合体育館で開催された試合でプレーするイェロヴァツ選手)

ギリシャのリーグでプレーしていた今シーズン、脳卒中で倒れ32歳で人生を終えたイェロヴァツ選手。
彼が安らかに眠ることを祈りながら、私自身、日々を後悔のないよう大切に過ごそう、と改めて誓ったのでした。

では、また。

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