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新しい観戦様式のもと、バスケを会場で楽しんでみる。

こんにちは。「きんきんきん。」という名前の者です。

15,000円のキーボード(前回の記事)に続き、14,000円のマウスを買いました。あわせて29,000円。
「良いnoteを書くための自己投資」と、都合良く解釈しています。(節約しよう…)

さて、10月2日に「B.LEAGUE」(Bリーグ)の新シーズンが開幕。制限はありますが、無事に観客を入れての開催となりました。

私が応援する「サンロッカーズ渋谷」も10月3日、表参道にある青山学院記念館でホーム戦が開幕。この開幕戦を、会場で見届けてきました。

これまでと違うところについて

当然、これまでと運営の仕方は大きく変更。

入場前には、これまでの手荷物検査に加えてサーモグラフィーカメラによる検温。
自分の体が緑や黄色やオレンジなどカラフルに染まる経験がなかった私。
その鮮やかな姿に興味を覚えつつ、平熱であることに安堵しながら入場。

手指のアルコール消毒を済ませ、コートがあるフロアへ。
所狭しと色んなコーナーがあった昨シーズンと比べて、だいぶ簡素化されたことに気付きます。

飲食販売はなくなり、食べ物も持ち込み禁止。ペットボトルか水筒に入った飲み物だけが持ち込み可能と、飲食ルールは厳しめに。
「それでもいいか」と諦めがつくのは、飲食店に困らない表参道だからでしょう。

グッズ販売は商品展示を液晶モニターに表示する形で代替したり、支払いには現金が使えなくなったり、接触を極力避けるスタイルに。
並ぶ時もソーシャルディスタンスを保つための目印が貼られていますが、その目印は選手の足型

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選手の足裏をまじまじと見る機会はそうないので、これは嬉しい誤算。
写真を撮る人も多く、「この人は扁平足なんだ」「意外とこの人は足が大きい」と発見がありました。

相変わらず良いマスコットとチアリーダーについて

サンロッカーズのマスコットであるシロクマのサンディー。
普段は客席に乗り込んできて触れ合ってくるほど、サービス精神強めのマスコット。

物理的な接触は避けつつも、カメラを向けられたらポーズを撮るなど、ファンへの応対は抜群。
瑛人さんの「香水」に乗せてネタを披露したり、JO1の曲でダンスを披露したり、流行を取り入れたパフォーマンスで飽きさせません。

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会場を更に盛り上げるチアリーダーのサンロッカーガールズも声は出さず、パフォーマンス以外の場面ではオシャレなマスクを着用。
声を出さなくても踊りは当然カッコ良いですし、マスクをしていてもその華やかさは健在なのでした。

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リモートでも応援を表せる取り組みについて

今季は入場が難しい場合でも会場で応援できるよう、メッセージ付きの応援ボードが設置されるように。
2階席の中継で映る位置に置かれていて、ざっと数えて少なくとも50くらいはあったような。

ただ、このボードの意義がイマイチ伝わっていないのか、ボードが置かれた席に荷物が置かれたり、倒れたままになっていたり、という場面も。

シーズンが終わったら選手のサイン付きでもらえるとは言え、1枚9,650円。
「会場で応援できなくても」という気持ちもありますし、掲示方法などは色々工夫のしがいがあるのかもしれません。

また、大声を出しての応援ができない代わりに、リモートで応援できるシステムも導入。

ページを開いてボタンを押すと、会場のスピーカーから「ゴーサンロッカーズ!」というかけ声、もしくは拍手の音が聞こえる、というもの。
たくさんの人が押せば押すほど、連動して音も大きくなります。

強めの焚き火に似た拍手の音に心なしかキャンプファイヤーを思い出しましたが、「中継でも応援してる人がたくさんいる」という、観戦に集中すると忘れがちなことを思い出せて心強かったです。

このシステムを導入したことに合わせて、試合途中には入場者数ではなく、ボタンを押した回数が発表されるように。
この回数には制限がないので、もっと増えるといいな。

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会場で試合を観て感じたことについて

この日の試合はサンロッカーズが4点差で惜敗。
初戦を飾れなかったことは悔しい。それでも、バスケを観られる、そして会場で観られるありがたさを感じていました。

大声こそないものの、応援の気持ちがこもった暖かい拍手にはじんわり。
選手の闘志あふれるプレーも相まって、雰囲気は入場制限がない時に負けていませんでした。

何より、目の前で自分の好きなチームを応援できる嬉しさ

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そして、スタッフの皆さんがこの楽しさを守るために試行錯誤しながら取り組んでいることも実感。
私自身が楽しみ続けられるようにするためにも、会場に行く時はガイドラインを守る形でその努力に応えたい。帰り道、そう決意したのでありました。

以前のように応援できるようになるまで、ある程度の辛抱は必要。
でも、この状況だからこそ楽しめる部分もきっとある。
イレギュラーなこともまるっと受け入れて、面白がる気持ちを持っていたいです。

「きんきんきん。」という名前の者でした。では、また。

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