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イチローだって、打率は3割

僕はひよっていた。
毎日noteを投稿することに。

そんな時、メンタルの強い友達に言われた。

「全部いい記事にしようと思ってるからだよ。
イチローだって、打率は3割なんだよ?凡人が10割狙えるわけないじゃん

目から鱗が飛んでった。

「そういうとこで、きむって完璧主義だよな。悪い癖だ」

グサッ。ぐうの音も出ない。

「大丈夫。10本に1本ヒットが出れば、俺が褒めてやる」
「ありがとう」

こうして、僕の毎日投稿は始まった。

周りに気をつかってしまう僕は
「毎日投稿してたらうざいと思われないかな」
「暇人だと思われないかな」

と、ビクビクしていたが、

「アホか。届く人に届けばいいんだよ」
「てか、自分のために始めるんだろ?
周りに気遣って自由に発信できないなら、そもそも発信が向いてない
と一蹴された。

わかった。ありがとう。ただ既に俺のHPはゼロだ。

彼が背中を蹴っ飛ばしてくれたおかげで、発信への抵抗が薄れた。

思っていたよりも多くの人が「毎日読んでるよ」とコメントをくれる。
あまり喋ったことのなかった同級生からも連絡が来た。
恐れていた発信は、「楽しい」に変わった。

持つべきものは、性格が真逆の友なのかもしれない。

イチローだって打率は3割。

何かに挑戦する時、「ハードルが高い」と感じてしまう人は思い出して欲しい。

まずはたくさん打席に立って、バットを振らないと、うまくならない。
たとえミスっても、案外周りは自分のことを見ていない。

バッティングセンターで隣の人がミスったかなんて、見てないのと同じ。みんな自分のことで精一杯なのだ。

だから、たくさん打席に立とう。
凡人の僕らは、打率1割から目指していこう。

「気づいたら打率3割になってるかもよ?」

ニヤニヤしながら、アイスコーヒーをズズっと飲み干した友達は、最後にこう言った。

「大丈夫。お前の文章、けっこう好きだぜ」

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