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Osmo mobile 2をGoPro HERO 9専用に改造する話

Osmo mobile2が発売された昔ー2018年1月ーiPhoneは8とXが最新モデル。

2021年8月、今は「とぅえるぶ」なのだよ!!
昼間の歩き撮りでは手ブレも大幅に軽減され、Osmo mobile2の出番も減ったのであった…

あらすじ

かなり特殊パターンだぞこれは
破壊と創造!
整形手術完了
小噺

真似しようと思う前にですね

改造すると保証がって話はもう耳にタコ
そうではなく!
この改造はOsmo mobile2とGoPro HERO 9の組み合わせでしか成り立ちません!というのをご理解いただきたい。偶然サイズがぴったり、というところがあるので。
(いや、無理したらカメラ側は他のでも…?いや知らねぇよ)

こちら前回のヤツ→Osmo mobile 2を分解する話

なんとなく前編後編となっています。読まなくても支障は無いけど読んでくれたら嬉しいなぁ〜

いざ改造

スマホ背面部分のゴムを剥がし(剥がしたら保管しておきましょう)

六角と銀のデカネジを緩めると、ハイ!

スマホガチャッの部分の底、シールを剥がします。老眼鏡案件サイズな文字があるシールと、その下に無地灰色の二重構造

+ドライバーをつっこんで緩めます。ちょい固い。
片側が抜けると反対側のネジ穴も見えるので同様に外す

こちらやらなくても良い作業
回転を制限する出っ張りを駆逐してしまいます。無制限に回転できるようになるので微妙に便利になります。微妙に。

さぁ破壊だっ!網目状のプラを全て壊します!!
これがかなり大変。1時間近くかかった…。
ペンチでグニグニ、ヤスリでゴシゴシ。上下の部分はGoProが直接当たるので特に滑らかにしておきます。
横から見ると角カッコ ]な形です。薄い。

とっておいたゴムシートを貼って傷防止。ネジが飛び出てくるんです。ネジ穴の位置に穴を開け、ペタ

銀のデカネジ・バネとともに本体に戻して完了!

なんと高さがぴったり。グッと押し込むだけで固定できます。逆さにしても落ちません。

だけどGoProはアクションカメラ。アクションするんです。振動 ビンビン ブルンブルン。
というわけで、ワシはアクションするぞという人は補強したほうが安全です。少しかっこ悪くなりました(´・_・`)
黒いゴムバンドだとマシかも

完成です。かなりスリムになりました。
こいつはもうGoPro以外とは合わないカラダになってしまったのです…!
今まで必要だったカウンターウエイトともおさらばダイエット。完璧にバランスを取ることはできませんが、モーターパワーの許容範囲です。

メインの解説は終わりです。
ここまで読んでくれた画面の前のあなた!ありがとうございました。

ここからは余談です〜

疑問が3つ浮かびますね。
え?浮かばない?浮かばせるんだよコラ
はい説明しますね〜^ ^

①背面液晶見えねーぞ
おっと、これは申し訳ない
僕個人の考えですが、GoProは液晶を注視して構図を狙って撮るカメラではありません。なんとなく撮っても超広角だから撮りたいものはほとんど撮れてます。本当に撮りたかったものに編集でズームするために、1080より少し大きい2.7K・4Kより少し大きい5Kといった一般的でない画素数があるのではないかと。
納得していただけましたでしょうか?

②カメラの向き、スマホ取り付けたときと逆やん
そうなんです…が、これがベスト。
GoProは超広角が故に、スマホと同じ向きだとロール軸のモーターが映り込んでしまうんです。
逆向きに持って、ボタンは人差し指で操作します笑
ジョイスティックを使うならDJI GOアプリで反転しておくといいですね。

③なんでGoProロゴを隠してるの
なんか目立つじゃん笑
カメラ目線をお願いしたとき、レンズよりロゴに気が散ってしまう気がして。なんとなくですけど。
前面の録画LED消して、側面の9 Blackロゴも隠してます。

活用事例

前回お伝えしたように、陸上選手に並走しています。
一脚を取り付けて、ハイアングルローアングルも無理なく撮れます。
これがiPhoneXRで撮ったもの、これがGoProで撮ったものです。どちらもOsmo mobile2を使用していますが、微振動がかなり違いますね。
osmoで回転方向のブレ、GoProで(主に)水平垂直のブレを軽減。この(ほぼ)5軸手ブレ補正が本当に強い。

ここまで手ブレの無い滑らかな映像は、車輪系乗り物やドローンといった大掛かりなものが必要でした。シネマカメラとは大きく違えど、手持ちという安全さと500mlペットボトル並みのコンパクトさは非常に大きなメリットではないでしょうか。
リュックからサッと取り出して、周りに迷惑かけずに4K60fps100Mbps撮れるんだぜ。最高だろ。

これでこの話は完結です。
長々と読んでくださった画面の前のあなた、ありがとうございました!

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