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天日干したくあんの栄養。

今日のタイトルをみて、どう思われましたか?


ずばり、○○とか、◎◎とか答えられた方、いらっしゃいますか?

逆に塩分が高いから体にわるい、なんて思われている方はいらっしゃいませんよね!笑

現在の市販されているたくあんは塩分調整を行って塩分測定などもきちんとされてて概ね3~5%程度の塩分濃度です。
※昭和時代は10~15%以上と確かに高かったです。

なので、なにかのミスがない限りは「しょっぱい」というたくあんに出会うことはまず、ないです。


で、タイトルに戻りますが、なにか、思い浮かびましたか?


まず、可食部100g中の生だいこんに比べて、


・水分が抜けて(減少して)食物繊維が2倍以上増加

・米ぬかに漬けることでビタミンB1が約10倍増加

・だいこんに含まれるカリウムが約2倍増加

になることが文部科学省の食品データベースに掲載されています。


さらに、発酵させたたくあんの場合は発酵食品とも言えます。

ここまででもびっくりされた方もいらっしゃると思いますが。宮崎県の研究によってさらにびっくりな機能性があります。


冒頭にもありましたが、血圧を気にする方が食べたいけど食べられない食品と思われている漬物ですが、宮崎県産の干したくあんは、大根を天日干ししているうちにGABAという成分が生大根に比べて7倍も増えるため、


なんと、ヒトに対しての試験で血圧を下げる効果が出ているんです。現段階では食品の表示法の決まりで「血圧を下げる食品」としては表示できませんが、現在、血圧を下げる食品として注目、そして期待されている食品なのです。

さらにびっくりされた方も多いのではないでしょうか?また、信じられないって思った方も、もしかしたらいらしゃるかも。

でも、宮崎大学の先生がきちんと調べて報告されていますので間違いないですのでご安心ください。


もちろん、どんな食品でもそうですが、食べ過ぎはよくありませんので、大皿ではなく、一人ひとり食べる量を小皿にわけていただくことがおすすめです。


毎日の食卓に宮崎県産の天日干し沢庵をどうぞ!


では、また明日!



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