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工場内の照明器具について

今日は午後から先日故障した照明器具の交換を電設業者の方にしてもらいました。


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法律でも従業員に負担を掛けないよう、工場内は作業を行う上で一定以上の明るさが義務付けられています。

私どもの工場では、数年前から徐々に工場内の照明を蛍光灯からLEDに移行しています。


LEDにすると

・消費電力が下がる
・熱を持たないため、空調の効きが良くなる
・蛍光灯より長寿命である

等の直接的なメリットがあります。

さらに、食品工場では特にもう一つ大切な役割があります。


それは、

万が一落下等した際のガラスの飛散が(ほぼ)ない


ということです。

LEDを使われている方ならご存知だと思いますが、LEDの表面はプラスティック製です。

そのため、落下等で衝撃があっても飛散することが(ほぼ)ないのです。以前は蛍光灯の周りにプラスティック製のカバーを取り付けるなど飛散防止対策を取る必要があったのです。

つまり、蛍光灯の交換は作業時間外に行うなど、作業途中にちょっと交換というわけにはいかなかったのです。


それをLED照明に変えるだけで、様々な問題が減り、異物混入の確率を大きく減らすことができます。



機械の導入コストは掛かりますが、こういったメリットを考えるとやはりLED照明がよいです。


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今回は特に袋詰め前の重要な検品をする場所だったため、特に明るいものを選んで、さらに天井からの高さを下げてもらって、これまでより明るく検品しやすくなったと思います。

照明が商品に近づいても、あたたまることがないのでそのあたりも嬉しいポイントですね。(あたたまると雑菌がわきやすくなる)


さらに、知らなかったオトクな情報を電設業者さんに教えていただきました。それは、

設置から5年保証がついている(※)


ということです。万が一LEDがつかなくなってもメーカー保証でLEDの交換等を無償でしてもらえます。
(※)すべてのメーカーとは限りませんので購入の際には確認お願いします。

これなら当分の間安心できますね。


ただ、それ以降はLED交換の際、現在の型番を調べて適合するものにしなければなりませんからそこは注意が必要です。

では、またあした。




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