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天日干し大根には大きく5種類のサイズがあります。

※上の写真は昨年以前に撮ったものです。


昨日、県内でも干し大根の一大生産地である宮崎市田野町の方が会社にこられて、

「9月の台風以後、ここ宮崎県では雨という雨が降っておらず、畑の大根も水分がなく、育ちがゆっくりで入荷が少し遅れそう。」

と話されていきました。


ここ新富町では若干早く播種がはじまるので、もう少し早く入荷するかも知れませんけど、今年の田野町からの本格的な干し大根の入荷は12月下旬頃?になりそうだということです。



ちなみに天日干し大根は一本あたりの重さによって、大きく5種類に分かれて生産者の方が工場へ持ち込んでくれます。冒頭の写真のようにサイズごとにパレットを分けておきます。

天日干し大根の5種類のサイズ

真ん中あたりのサイズ(一本あたり200g~300g、300g~400g)はある程度はその獲れ高によって製品規格サイズを微妙に変更することである程度の量を確保することができますが、一番軽いサイズ(一本あたり100g~200gと、一番重いサイズ(一本あたり500g以上)はどうすることもできません。


大根が一定の太さ以上になれば、天気次第で干し始めますので、その年に獲れるサイズや量などは予想できません。実際に終わってみないとどのサイズがどれだけ入荷したのかはわかりません。

天候に合わせてやぐら干し作業を行いますので、概ね冬らしい天候が安定する年は細いサイズが多くなり、暖冬で降雨量が多い年は太いサイズが多くなりがちです。

その際には取引先の方には申し訳ありませんが、規格変更や来年度の販売計画を見直してもらう必要が出てきます。


生産者の方々は天気を見ながら、予想しながら、だいこんを掛ける幅や掛ける位置など工夫しながら精一杯良い商品を納入するように努力していただいる姿を毎年見させていただいています。

今年も天気が安定して、5種類が満遍なく必要な量が入荷することを祈っています。


今日もありがとうございました。

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