見出し画像

今、取り組んでいること。

先日書いたぬか床容器の素材のお話。

ある偶然的な出会いで、地元の木加工食品さんにお願いしている木製のぬか床容器。

思った以上に、木はとても繊細で、環境によって膨らんだり縮んだりとまるで生き物のように変化することを教えてもらいました。


しかしながらその特性をうまく使うことで、毎日ぬか床に野菜を入れているといっぱい水分を調整してくれます。

しかも、木には乳酸菌などの微生物が住み着きやすいので、ぬか床を美味しくするにもとても有用だと私は思っています。


木加工の職人さんのお力をいただき、試行錯誤を重ねて、ようやくほぼ完成に近いプロトタイプが出来上がりました。


今日から早速使ってみて、これからその様子を皆さんに少しずつお伝えしたいと思います。


職人さんは、

「大きな家具づくりもいいけど、このぬか床容器のような小さいものづくりもとてもやりがいのある仕事。ずっと長く使ってもらいたい。」


とおっしゃってました。

これまでもこちらの形や使い勝手などの要望に対し、真摯に一生懸命対応していただいています。そのため、一日に作れる数も僅かです。


私はこの職人さんが一つ一つ作られるぬか床容器を、一生モノのぬか床容器として提案していきたいと思っています。


ちなみに現在、こうした加工をされる職人さんを含めて、様々な職人さんがどんどん減っています。

私は様々な職人さんが大好きです。ちょっと頑固なところがあるけれど、いろんな経験をされてて、様々な困難を乗り越えられている方々でとても尊敬しています。


ぬか床容器について、情報公開まで今しばらくお待ち下さい。

では、また明日。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?