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昔ながらの製法そのままに。

天日干し大根の入荷し始めてから3ヶ月目。

地下に掘り下げた漬け込みタンクに大根を並べて、
その上に塩、米ぬか、唐辛子をふりかけて、
上まで来たら押し蓋をして重しを載せます。

塩と重しの力で大根から水分が染み出ながら、
米ぬかの力で熟成発酵が促され、
タイトル写真のように
自然にきれいな黄色く発色してきます。
※唐辛子は雑菌を抑制するため

漬け込みタンクを横からみたところ

日が経つごとに大根から滲み出た水(※)が
上部にたまっていきます。
(※)弊社では「乳酸発酵水」と呼んでいます

重しの間に張った産膜酵母

2~3ヶ月経つと乳酸発酵水の表面には
びっしりと産膜酵母が張って
熟成発酵が進んできていることがわかります。

最初に入荷した大根が2ヶ月余り。
来月か再来月には今シーズンの新物原料に
切り替わっていく予定です。


この熟成発酵はさらに少しずつ進み、
さらにまろやかになっていきます。

実は一年間を通し、漬け込まれた大根は
少しずつ微妙に味が変化しているのです。


このように、昔の家庭で漬けていた頃の味を
大切にこれからもアミノ酸に頼らず、
たくあん漬けを作ってまります。


直販サイトはこちら(↓)

※商品名の最後に「⭐︎」マークがある商品はアミノ酸不使用。

では、また明日。





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