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「あなたの本を作る」編集者 - 仕事の紹介

「あなたの本をつくる」
 フリーランス編集者
  木村洋平(きむら ようへい)

理念

すこやかに伸びていく、あなたの夢を応援する。

お客様へのメッセージ

お客さまの声をよく聴くことを大切にします。

得意な分野

エシカル・サステナビリティ・SDGs(社会課題)、哲学・思想、世界史、文化史、科学史、文学、芸術、アート(美術)、音楽

プロフィール

木村洋平(きむら ようへい)
1983年生まれ。作家、フリーランス編集者、メディア「エシカルSTORY」代表。筑波大学附属駒場中・高等学校卒業。東京大学 教養学部 基礎科学科 科学史・科学哲学コース卒業。和光大学大学院 現代社会関係論コース修了。地方公務員を経て独立。著書に『珈琲と吟遊詩人 不思議な楽器リュートを奏でる』『遊戯哲学博物誌』など。


書籍制作のお仕事

私は、10年ほど「書籍制作しょせきせいさく」(本を作る)の専門家として編集の仕事をしています。一般に「編集」の仕事というと「校閲こうえつ」のイメージが強いようですが、企画・構成・マネジメントの全体を担当しています。一冊の本を作るプロジェクトのリーダーという立場です。

校閲こうえつは、作家さんの書いた文章が情報として正しいかどうかを確かめたり、文法や言葉遣いのミスを直す仕事です。

私の場合は、主に自費出版じひしゅっぱんで本を出したい方のお手伝いをします。お客さまのワンストップ窓口となり、ご相談を受けられます。本の制作・出版にはチームでの協力が必要ですが、私の方でデザイナー、イラストレーター、出版社、印刷所とおつなぎできます。

また、商業出版のご相談もお受けしていますので、自費/商業を問わず、お気軽にお問い合わせください。

「ワンストップ窓口」はすべてをまとめて相談できる人のこと。お客さまご自身があちこちに連絡して、連携や管理をしなくて済みます。


本の作り方:出版までの流れ

以下、本を出版するまでの流れをかんたんにまとめます。

・作家さんが原稿を書く
→ 編集者と相談しながら、完成度を上げる。内容について相談したり、校閲をしたりする。

原稿を整えるのと並行して、

・出版社と契約する
→ 版元が決まる

・装幀のデザイン
→ イラストや写真が必要なら、用意する

・本文のフォーマットを作る(DTP)
→ 見開きの文字の並び方、章の扉(章の始まりのページ)などをデザインします

・本のカタチ(仕様)を決める
→ 判型(サイズ)、ページ数、どんな紙を使うかなど

・印刷所・製本所を決める
→ 本はここで形になる

最後に、

・最終校正(ゲラの校正)
→ 印刷所に入稿する前のPDF(ないし紙)を校正する

・印刷所に入稿して、刷り上がりを待つ

・発売
リアルとオンラインの書店で販売される

このような流れになります。

DTP(デスクトップ・パブリケーション)とは、パソコンで本の中身をデザインすることです。昔は印刷所で写植をして、版を組んでいました。活版印刷の時代です。今は、パソコンのソフト(アドビ社のソフトがよく使われます)上でデザインを作り、原稿を組みます。(この作業を「組版くみはん」と言います)。


自費出版とは?

自費出版とは、出版の費用を自分で負担して本を出すことです。出版された本は全国のリアル書店と、オンライン書店で販売されます。作った本にはISBNがつき、国立国会図書館などの書誌データベースに登録されます。

ここでいう「本・書籍しょせき」は、ISBNがついた本のことです(ISBNは国際的な書籍の管理番号です。本のカバー裏面についているバーコードは、ISBN番号を表しています)。コミケや文学フリマに出る個人制作の本や小冊子、同人誌とのちがいは、このISBNがつくところ。ISBNのついた本は、取次とりつぎ(本のおろし会社)を通して全国の書店に流通・配本はいほんされます。また、国立国会図書館に収められ、いくつかの書誌データベースに登録されます。

料金について

自費出版の料金は、私の場合ですと150万円〜250万円ほどです。

1.原稿がすでにできている場合:150〜200万円
2.これから原稿を作る場合:200〜250万円
    * 企画・構成の段階から関わる。

発売までにかかる時間は、1.の場合で3ヶ月〜、2.の場合で半年〜1年が目安です。

なお、料金のうち60〜100万円は書籍デザイン費用(装幀そうていや本文のレイアウトをするための費用)・印刷費・出版社の管理費などに当てられます。今は数年前より、紙代やインク代、印刷費もかなり上がった(紙代は平均で30-40%上がりました)ため、以前より物理的な制作部分に費用がかかります。

自費出版の相場そうばは?
もともと「自費出版は100万円以上かかる」と言われてきました。実際には安く請け負う出版社さんもあるので、100万円以内で出版できた場合もあります。相場は一概いちがいには言えません。

そこへ2020年以降、コロナやウクライナ紛争があり、物価が上がり、コストも上がりました。今は、大手の出版社(や出版レーベル)では200〜300万円と言われます。オプションがつけば、もっと上がるでしょう。私の場合は、平均して200万円くらいで請け負えます。


私の強み

1.専門的な内容に対応できる
幅広い分野の専門的な内容に対応できます。

得意な領域
エシカル・サステナビリティ・SDGs、哲学・思想、世界史、文化史、科学史、医療、文学、美術・アート、音楽、芸術全般

2.丁寧に相談に乗ります
企画から原稿の内容をよりよくする過程まで、丁寧なやりとりを心がけ、著者さまに伴走ばんそうします。そのつど、著者さまのご要望や疑問を受けてご対応していきます。

3.人生の転機になるような一冊を作る
本を出すことは人生の転機になることがあります。とくに自費出版の場合、著者さまにとって初めての著書になる場合もあり、「この一冊に今まで生きてきたすべてを込めたい」という思いで臨まれる方は多くいらっしゃいます

そういう思いに応えられる編集者であろうと心がけています。それが理念、「すこやかに伸びていく、あなたの夢を応援する。」につながっています。

本の制作と出版を通して、お客さまが人生の新しいステージに進まれることを応援します。


ご依頼/ご相談

メールにてご依頼、ご相談を承ります。
Zoomやリアルでの無料相談もお受けしています。
お気軽にお声がけください。

メール:kimura.youhei.01@gmail.com

私は東京・町田のコワーキングスペース AGORAに入居しています。AGORAにお越しいただいてもよいですし、私から町田市内や小田急沿線、都心に伺ってお話しすることもできます。


実績(ポートフォリオ)


メディア掲載

SDGsメディア Kakueki! による取材記事 2023年
前編・中編・後編の3本立て


参考記事


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