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作家さんが本を自費出版しようと思う大きな理由3つ

主に自費出版で、作家さんが「本を書こう、作ろう」と思う大きな理由を3つ紹介します。

1.名刺代わりの一冊を持ちたい
2.なにかを広める=啓発けいはつをしたい
3.過去の作品や活動をまとめたい

ひとが本を書く理由はさまざまですが、この3つは大きな理由になりやすいものです。

1.名刺代わりの一冊を持ちたい

これは、ビジネスや特定の活動をする方が自己紹介として著書を持つ場合です。ビジネスの場合は、専門的な知見や経験があることを示し、箔をつける意味があります。

また、非営利の活動やビジネスになりにくい分野の活動をしている場合は、自分たちの仕事の意義や実績を伝える意味があります。(次の「なにかを広める=啓発をしたい」にもつながりやすいです。)

名刺代わりの一冊を作る目的は、自分の魅力を伝え、仕事や活動が伸びていくこと。ですから、営業手段の一つとも言えます。

2.なにかを広める=啓発けいはつをしたい

これは、世の中でまだ一般的に知られていないことを、本によって教えたり広めたりする場合です。専門的な内容をわかりやすく、一般向けに伝えることが多いでしょう。

まず、教育、福祉、環境問題、SDGs全般など、社会課題について伝える場合が考えられます。たとえば、子どもの貧困や福祉の現場、森林保全や途上国の支援について、「世の中にもっと知られてほしい」と思いながら関わっている人が本を書くといった場合です。

また、学問や専門領域の仕事(医師、法律家、士業など)、あるいは職人的な仕事で「もっと知られてほしい」ことがある場合もあります。本の出版により、知識や知恵、新しいものの見方を広めることができます。

3.過去の作品や活動をまとめたい

これは、主に自分の過去を振り返り、自分史や作品集を作る場合です。

たとえば、70歳になるのをきっかけに今までの人生を本にまとめて、家族や孫に伝えたいという場合(自分史、個人史)。または、継続的に作ってきた俳句、短歌、エッセイ、写真、趣味の活動記録などを一冊にまとめたいという場合などです(作品集)。

まとめ

ひとが「本を書きたい、作りたい」と思う大きな理由を3つ紹介しました。この3つは重なり合う場合もあります。

いずれにしても、「今が人生の転機かもしれない。立ち止まって振り返ろう」と思う時は、本を書く(出版する)ことを検討するよい機会かもしれません。

一冊の本を作るには、時間・労力・お金がかかることが多いですが、やっぱり挑戦したいと思われる方はぜひ一度、ご相談ください。


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