木村洋平

本の編集者、エシカルSTORY 代表 編集長、作家。「あなたの本をつくる」編集者として…

木村洋平

本の編集者、エシカルSTORY 代表 編集長、作家。「あなたの本をつくる」編集者として、紙の本の制作・出版を手がける。メディア エシカルSTORYでは環境や人権、伝統や未来について発信しています。

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「あなたの本を作る」編集者 - 仕事の紹介

「あなたの本をつくる」  フリーランス編集者   木村洋平(きむら ようへい) 理念 すこやかに伸びていく、あなたの夢を応援する。 お客様へのメッセージ お客さまの声をよく聴くことを大切にします。 得意な分野 エシカル・サステナビリティ・SDGs(社会課題)、哲学・思想、世界史、文化史、科学史、文学、芸術、アート(美術)、音楽 プロフィール 木村洋平(きむら ようへい) 1983年生まれ。作家、フリーランス編集者、メディア「エシカルSTORY」代表。筑波大学附

    • 藤田真央さん『指先から旅をする』。仕事関係で読み始めたのですが、すごくよい本でした。 明るくて楽しい。大人気ピアニストの藤田真央さんが語るヨーロッパ公演の旅の様子。まるで現代のモーツァルトを見るよう。

      • 本が好き!雑誌"& Premium"

        雑誌 "& Premium"(アンドプレミアム)は楽しいです。 いろんな特集号があり、どれもよいと思うのですが、今回は "& Books" という本の特集。 「暮らしと生き方の、読書案内。」と題されています。 表紙がうすーいオレンジ色に版画なのもオシャレですよね。マガジンハウス(出版社)がつくる雑誌はみんなセンスいいです。 いろんなひとの本棚紹介にはじまり、本から好きな一節をみんなが引用するコーナーははっとしました。 歌人の穂村弘さんが引用しています。著者の明石さんは

        • 私が手がけた本〜『穏やかな看取りのために』

          こんにちは! フリーランスの編集者の木村洋平です。 私が編集者として手がけた本を紹介します。 著者は社会福祉士として働き、居宅介護支援事業をされている方々です(2018年当時)。テーマは「看取り」です。 終末期は、プロの介護者でも戸惑いを覚えやすいそうです。特に介護される人の気持ちが不安定になりやすく、介護をする身近な人も適切なケアや接し方に迷います。 この本では、著者が見てきた現場から15の事例をとりあげて、介護をする側にとっての接し方のポイントを紹介しています。

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        「あなたの本を作る」編集者 - 仕事の紹介

        • 藤田真央さん『指先から旅をする』。仕事関係で読み始めたのですが、すごくよい本でした。 明るくて楽しい。大人気ピアニストの藤田真央さんが語るヨーロッパ公演の旅の様子。まるで現代のモーツァルトを見るよう。

        • 本が好き!雑誌"& Premium"

        • 私が手がけた本〜『穏やかな看取りのために』

          今日はこれを読んでいました。 『ジャン・クリストフ』全4巻あり、去年からゆるゆると読んでます…音楽家の話。

          今日はこれを読んでいました。 『ジャン・クリストフ』全4巻あり、去年からゆるゆると読んでます…音楽家の話。

          ミックスナッツのはちみつ漬け。無印でガラス瓶を買って少しだけ作ってみました。保存食つくれるといいなあ。

          ミックスナッツのはちみつ漬け。無印でガラス瓶を買って少しだけ作ってみました。保存食つくれるといいなあ。

          私が手がけた本〜『未来の音を聴く 「音楽的な耳」を育てるウィレムスの教育』

          こんにちは!フリーランスの編集者 木村洋平です。 私が編集者として手がけた本を紹介します。 今日は音楽教育の本、『未来の音を聴く 「音楽的な耳」を育てるウィレムスの教育』です。 エドガー・ウィレムス(1890-1978)という主にスイスで活躍した音楽教育家の仕事をまとめており、日本では初めてウィレムスを紹介した本です。 ウィレムスは新しい音楽教育の方法を発明した人です。特にからだの内側にある感覚を大切にして、物理的に分析できる音以上のことを聴き取れる耳を育ようと考えまし

          私が手がけた本〜『未来の音を聴く 「音楽的な耳」を育てるウィレムスの教育』

          「若者の読書離れ」はウソらしい!

          少し前に『「若者の読書離れ」というウソ』という本を読みました。 内容はこんな感じです。(今、手元に本がなくて、うろ覚えのところあり。) と、たしかそんな内容でした。 「若者は「読書離れ」をしたわけではなく、横ばいか、むしろ小中学生は読むようになってきた」ということなんですね。 ちなみに小中学生が本を読むようになったのは、1990年代以降、「朝の5分読書タイム」を学校でもうけるなど、公教育で「読書運動」を進めたためだそう。 「おもしろいな〜」と思いました。小中学生の読

          「若者の読書離れ」はウソらしい!

          私が手がけた本〜『ほどほどの医療でいこう』

          私が編集者として手がけた本を紹介します。 最初はこれ、『「ほどほどの医療」でいこう 日本の医療の持続可能性を考える』です。 医療の「サステナビリティ」(持続可能性)がテーマです。 今の日本の医療は、すばらしく恵まれています。医師や医療関係者のレベルは高く、真面目な人が長時間よく働いてくれています。なにより「国民皆保険」制度があるため、患者さんの自己負担は3割以下です。 アメリカのような国では、保険は自己責任であり、お金持ちばかりがよい医療にかかれます。極端にいえば「貧

          私が手がけた本〜『ほどほどの医療でいこう』

          紙の値上げで出版のコストが上がる

          紙の本を作るコストが上がってきています。紙の値段が上がっているためです。 紙の値上げはとくに2022年以降、進んできました。 大手製紙メーカーが2022年に一斉に値上げに踏み切っています。 紙の値上がりの原因は、原材料であるパルプの値上げ、エネルギー価格の上昇、円安など複合的なようです。その背景には、コロナの影響やウクライナ戦争、円が弱くなったことなどが挙げられるでしょう。 2024年7月1日から、王子製紙が再び値上げをします。これにともないコピー用紙の値段なども上が

          紙の値上げで出版のコストが上がる

          メディア エシカルSTORYが4周年を迎えました

          私が起業したメディア エシカルSTORYが本日、無事4周年を迎えました。 2020年6月にサイトを公開し、そのあとはSDGsブームに後押ししてもらったりしながら、さまざまな方の協力を得てここまで来られました。 日頃、気にかけてくださるみなさま、本当にありがとうございます。これからPRなど有料のメニューもわかりやすく、充実させていきたいと思っています。 今後ともご愛顧のほどよろしくお願いします。 エシカルSTORY 代表 編集長 木村洋平

          メディア エシカルSTORYが4周年を迎えました

          ヘチマスポンジを使ってます!

          こんにちは🌞 編集者の木村です。 一年ほど、ヘチマスポンジを使ってます。ヘチマを乾燥させてできます。エシカルつながりで、イベントで買いました。とても使い心地がよいのです🌱 レポートとお礼をかねて記事を書きました! ヘチマ部の部長さん監修です。 ぜひお楽しみください^_^

          ヘチマスポンジを使ってます!

          商業出版、共同出版、自費出版のちがい

          出版をする時、お金の負担の仕方は3パターンに分けられます。 商業出版…出版社が負担する 共同出版…出版社と著者が、お互いの割合を決めて負担する 自費出版…著者が負担する それぞれ説明します。 商業出版 出版社が企画して、本を作ることを「商業出版」(または「企画出版」)と呼びます。商業出版では、出版社から著者に声をかけ、企画趣旨に賛同してもらえたら、執筆をお願いします。費用についてはデザインから印刷、販売まで出版社が負担します。 この場合、著者は自分の好きなように

          商業出版、共同出版、自費出版のちがい

          雑誌 ブルータス。詩や俳句、短歌、名言の特集をしていました。

          雑誌 ブルータス。詩や俳句、短歌、名言の特集をしていました。

          最近、50代−70代の方々、とくに男性と関わる機会が続きました。思いや信念を持って行動する姿に尊敬の念を覚えます。起業、家業としての仕事、地域のこと、歴史の研究など分野はさまざまですが、そういう熱心な方々に会えてとてもうれしいです。

          最近、50代−70代の方々、とくに男性と関わる機会が続きました。思いや信念を持って行動する姿に尊敬の念を覚えます。起業、家業としての仕事、地域のこと、歴史の研究など分野はさまざまですが、そういう熱心な方々に会えてとてもうれしいです。

          映画『ウッジョブ 神去なあなあ日常』を観ました。楽しかったです。林業がテーマ。研修生を主人公にコメディタッチでウケます。一方で、半ばドキュメンタリーでもあり、「林業は百年先まで考える」ことを浮かび上がらせます。林業組合の方々が後の世代に林を残す営みだと話す場面に感動しました。

          映画『ウッジョブ 神去なあなあ日常』を観ました。楽しかったです。林業がテーマ。研修生を主人公にコメディタッチでウケます。一方で、半ばドキュメンタリーでもあり、「林業は百年先まで考える」ことを浮かび上がらせます。林業組合の方々が後の世代に林を残す営みだと話す場面に感動しました。