「こうかは ばつぐんだ!」eスポーツを使った社員研修を自社でもやってみた
木村情報技術が提供する「eスポーツを活用したチームビルディング研修」(以下「eスポーツ研修」)は、ビジネスにおいて重要な「結果を出す」ための強いチームの作り方を、eスポーツを通して学ぶ新しいプログラムです。
なぜ社員研修にeスポーツを取り入れるのか?
この研修で身に付くスキルや知識は?
自社での実例や効果について、詳しくご紹介します。
「新入社員研修の内容を検討している」
「参加者が受け身で研修内容が身につかない」
「新しい試みを取り入れたい」
そんな企業の研修ご担当者にも、ぜひご覧いただきたい内容です。
1.なぜ社員研修にeスポーツ?
「なぜ社員研修にeスポーツを使うの?」と疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。
一見関係なさそうに思えますが、ビジネスシーンで「市場とビジネススキルを学ぶこと」は、eスポーツで「ルールと操作方法を学ぶこと」に置き換えられるなど、実は様々な共通点があります。
eスポーツはビジネスシーンの縮図だ!
研修で使うeスポーツはMOBA(Multiplayer online battle arena)というジャンルで、同じ人数同士が2つのチームに分かれ、陣取り合戦を行います。
使用するキャラクターは、「攻撃が得意」「守りが得意」「サポート向き」など、それぞれ異なる強みを持っています。
誰か一人が強ければ勝てる、というわけではなく、チーム全体の連携が勝利のカギとなるため、チームメンバーとのコミュニケーションを向上させることが重要です。
加えて、自分の操作だけに集中するのではなく、試合全体の状況を俯瞰で把握し、適切な動きをとることが求められます。
このように、eスポーツには、ビジネスシーンで重要な特徴が多く見られます。
スピード学習!効率的なインプットとアウトプット
研修を受けても「分かったつもり」で終わってしまう、”あるある”ではないでしょうか。研修で学んだこをと実践するのが難しい、これもよくある悩みです。
一般的な研修では、学んだことを実務に活かすのは早くても翌日。計画を立て、実行して、改善して……PDCAサイクルを回すことに、1か月(20営業日)ほどかかることもあります。
eスポーツ研修なら、1試合はわずか10分程度とスピーディ。座学で学んだことをすぐにeスポーツで実践でき、しかも研修時間中に何度も繰り返すことが可能です。
2.気になるeスポーツ研修の内容
eスポーツ研修には、
●「基礎・体験コース(4時間)」/新入社員向け または 部署単位向け
●「スタンダードコース(7時間)」/新入社員向け または 部署単位向け
の計4つのプランがあります。
今回は「基礎・体験コース」から「部署向け」を用いました。
3.研修で学べるビジネススキル
研修ではゲームをするだけでなく、座学やワークも盛り込まれおり、ビジネスで重要なスキルが学べます。
(1)フレームワーク
・PDCAサイクル
・OODAループ
(2)コミュニケーション能力
・心理的安全性
・チームでのコミュニケーションの取り方
(3)課題解決能力
・具体と抽象の往復思考
・MECEロジックツリー
4.実際にやってみた
新人からベテランまで、年齢も社歴も様々な20人が、4チームに分かれて参加しました。「ゲームは得意?」「強いらしいね!」など会話が飛び交い、和やかな雰囲気の中で研修が始まりました。
研修概要の説明の後、アイスブレイクとしてまず1試合。「やられたー!」「もっと前行って、前」といった声が飛び交い、あっという間に試合終了。
その後、学習と実践を繰り返すうちに、参加者に大きな変化が見られました。チーム内での声かけが明らかに増え、その内容も研修で学んだ内容を活かし、「Aさんは、上レーンを守ってください」「今は相手と戦うのは避けて、レベルアップを優先しましょう」などとより的確なものになりました。
また、チームでの連携が良いほど、ゲームの成績も向上する傾向が見られました。
各チームでリーダー役を決める際には、若手社員が選ばれ、若手社員がベテラン社員に指示を出す場面も見られました。これは、参加者にとって普段と違う新鮮な体験となりました。
5.参加者の声
eスポーツを取り入れた研修だったので、楽しみながらPDCAサイクルとOODAループを学べました。
今回の研修内容は、座学だけだと3~4倍ほどの時間がかかりそうな情報量でしたが、ゲームという補助線があったことで、効率的にそれぞれの概念をイメージできる内容でした。大変勉強になりました。
チームリーダーを体験することで、視座を上げることの重要性や、指示を分かりやすく伝える工夫の必要性が体験として理解できました。また、リーダーが指示しやすい場作りを心掛けることもできました。
チームメンバーそれぞれが、役割を全うすることの大事さや、ソロプレイではチームを勝利に導けないことが体験として理解できるので、普段の業務でもチームとしても目標達成に対して自身がどう動くべきかを意識することに繋がると思いました。ゲームという新しい切り口で、ビジネスの基本的な考え方を身につけることができました。人に勧めるなら、「スタンダードコース(7時間)」のほうを勧めたいと思いました。
コミュニケーションが強制され、それぞれの考え方や話し方などが露出する構成だったため、人となりを理解することに役立ちました。
(一部抜粋)
6.よくある質問
Q.研修実施後は、研修担当者から会社に対して結果報告が必要です。資料を用意してもらえますか?
A.はい、受講者ごとに「コミュニケーション力」や「リーダーシップ」などの評価項目を数値化したレポートをご提供することが可能です。(オプション)
Q.普段ゲームをしない社員がいる場合、実施は難しいでしょうか?
A.ご心配いりません。シンプルな操作性のゲームを使用するうえ、事前にゲーム内容や設定に関するご案内資料をお渡しするため、初心者でも安心して参加いただけます。
また、研修の目的はゲームの上達ではありませんので、ゲームに不慣れな方でも、ビジネスに役立つスキルを習得していただけます。
Q.研修で使用するゲーム機器の準備もお任せできますか?
A.はい、ゲーム機器をお持ちでない方には、弊社でご用意いたします。また、普段からゲームをされる方は、お手持ちのゲーム機器やスマートフォンをご持参いただくことも可能です。ご要望やお客様の環境に合わせて、スムーズな研修の実施をサポートいたします。
■お問い合せ
eスポーツ研修にご興味のある方は、弊社eスポーツ事業部のサイト末尾のCONTACT FORMからお気軽にお問い合せください。
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