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野菜【オクラ】の英単語・漢字・特徴の紹介

オクラと言えば少し粘々している野菜として有名ですが、オクラってどこの国から来たものか知りたくないですか。

この記事では、野菜のオクラに関する英単語、漢字、特徴などを紹介していきます。

オクラに関する情報

オクラの原産地としてエチオピアやエジプトなどのアフリカ北東部と言われていて、エジプトでは紀元前には栽培されていたとされています。18世紀になるとアメリカに渡り、19世紀に入ってから栽培されるようになったと言われているんですよ。

日本には江戸時代の幕末期にアメリカから入ってくることになりましたが、一般家庭で出るよゆになったのは1970年頃と言われています。それまではオクラの花鑑賞に使われていたんですよ。

オクラとしての始まりは古いものの、アメリカや日本では歴史が浅い野菜になります。

オクラの由来・英単語

オクラの語源としては西アフリカ地域の言葉に由来しています。アフリカ北東部から西アフリカの方に広がり、オクラのことを指す言葉「nkuruma」に由来しています。
その後、英語として okra が定着しました。

この言葉がそのまま日本にも伝わり、日本でも「オクラ」って呼ばれるようになったんですよ。

ネットの英英辞典では、okra は次のように表されています。

a green vegetable used in cooking, especially in Asia and the southern US
「アジアや南アメリカでよく料理に使われる緑色の野菜」
引用元:okra(ロングマン英英辞典)

okra 以外では中央アフリカのバンツー語に当たるgumbo(ガンボ)もオクラを意味してます。

ネットの英英辞典では、gumboは次のように表されています。
gumboにはオクラを使ったスープの意味もあるんですよ。

a thick soup made with meat, fish, and okra (=a small green vegetable)
「肉、魚、オクラで作られた濃いスープ」
引用元:gumbo(ロングマン英英辞典)

オクラの漢字

オクラにも漢字があるんですよ。

オクラを漢字で書くと 陸蓮根(はすれんこん) もしくは 秋葵 になります。
レンコンになんとなく似ていることから陸蓮根と付けられた説がありますが、どちらも当て字とされています。

つまり、オクラにはちゃんとした漢字がない んですね。

スープとしても飲まれているオクラ

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 画像引用元:ガンボ(Wikipedia)

gumbo(ガンボ)の英英でも解説しましたが、オクラはスープにも使われているんですよ。

ガンボはアメリカのメキシコ湾岸一帯で好まれている料理になります。野菜や肉などを入れてとろみをつけたシチューもしくはスープになります。

このスープにとろみをつけるのに野菜のオクラが使われているんですよ。とろみをつけるときにオクラ以外のパウダーを使うこともあり、最近ではオクラを使わずにルーだけで作ることもあるそうです。

まとめ

日本だとオクラはあえ物、サラダ、鍋の具材、スープカレーなどとして使われるオクラですが、漢字が当て字なので、世界中でオクラとして親しまれている野菜ってことになります。

オクラの粘り気にはコレステロールを下げる効果があり、ビタミンも豊富なので、オクラをしっかり摂るように心がけたいもんです。

次回も野菜の英単語を元に深堀した記事をアップしたいと思います。


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