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家電【ヘッドフォン】の英単語・歴史|意外な家電とのつながりも解説

きむっちです。

家電のヘッドフォンは
ある他の家電とのかかわりが深いものとなります。

その「ある家電」とは何か、知りたくないですか。

この記事では、
ヘッドフォンの英単語・歴史・雑学について紹介していきます。

この記事を読むことで
ヘッドフォンのことをもっと深く知ることができますよ。

ヘッドフォンの歴史

ヘッドフォンの歴史としては
ラジオ放送すらも開始されていない頃から
考えられていました。

ラジオが出る前には、音楽は常に生演奏で楽しむものだったんですね。

当時の楽器では電気も使われなかったこともあったことから、オーケストラなどの演奏をコンサートホールで聴くというのが唯一の方法だったんですよ。

【電話線からヘッドフォンが進化】

そのような状況を変えたのが電気の力です。

イギリスで1890~1920年頃にわたって使われるようになったエレクトロフォンと呼ばれる有線放送の一種でした。

当時普及が進んでいた電話線を利用して音楽を家庭に届けるという仕組みのエレクトロフォンによって、初めて音楽を自宅で楽しむことができるようになりました。

そしてこのときに初めて使われたのがレシーバーです。
実は、このレシーバーがヘッドホンの原型になっているんですよ。

当時はコンサートホールや劇場、教会などに設置されたマイクが拾った音声が電話線に乗って自宅まで届き、レシーバーを通して聴くものでした。

しかし、当時の価格は約52万円相当だったと言われているので、なかなか普及しませんでした。

しかし、ラジオの普及とともに
エレクトロフォンは姿を消していくことになったのです。

【1930年代には音楽のスタイルが幅広くなった】

1930年代には、音楽のスタイルが幅広くなっていきました。

そのころはスウィング・ジャズが全盛期を迎えることに。
エレキギターなどの電気楽器が次々と発明されたのもこの時代のことです。

1937年にはヘッドホンの歴史における重要な発明が行われました。

ドイツのオイゲン・バイヤー氏は
世界初となるダイナミック型ヘッドホンを発売。
モデル「DT48」として世に送り出されることになりました。

実は、今使われているヘッドホンも
バイヤー氏が発明したものとほとんど同じなのです。

しかも、
2012年まで生産が継続されていました。

今から10年前くらいまで使われていたと思うと、昔の技術もあなどれないですね。

80年近くも同じ技術が使われていると思うと、
ヘッドホンはまさしく温故知新の家電と言えます。

【1980年になるとウォークマンが発達】

DT48が発売されてから技術が発展し、
1980年代にはソニーからウォークマンが発売されました。

これによって、
音楽を外に持ち出すことにつながったのです。

これにより、家電以外でも使われるようにつながりました。

ここまで出てきた
家電のラジオについての記事はこちら


ヘッドフォンの英単語

ヘッドフォンは
英語で”headphones"です。

日本語ぽく表すと
「ヘッドフォンズ」になります。

通常、
ヘッドフォンを両方の耳に着けるので、
複数形になります。

【headphoneの語源】

”headphone"の語源として、
”head(頭)"と"phone(音)"からなっています。

つまり、
頭にあてて耳から音を聴く」ようなニュアンスになります。

【headphoneの英英の意味】

ネットの英英辞典では、
”headphone"は次のように表されています。

a piece of equipment that you wear over your ears to listen to the radio, music etc without other people hearing it

「ラジオや音楽などを聴くときに耳の上からかぶせる装置。周りに人には聞こえないようになっている」

引用元:headphone(ロングマン英英辞典)

最後に

昔は有線だったヘッドフォンも無線化しました。

今では”無線化”の考え方が大きく広がって、
bluetoothなどを使ってスマホと連携させながら使うことができますよね。

ヘッドフォンは今も昔も変わらない技術でありながらもどんどん進化していることを感じるところです。

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