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【速報】22卒採用はじまりました。グローバル人材×戦略コンサル×投資事業にピンときた方へ。20卒生のインタビューも掲載します。

こんにちは。YCP人事の岩田です。
外資就活.comにて22卒のエントリーを開始致しましたのでお知らせさせてください!

一昨日しれっとOPENしましたが、すでに続々とエントリー頂いて感動しております。

YCP Solidiance Summer Job 2020について

日本・アジアの未来を担うトップクラスの学生を集め、グローバルに活躍する経営者を育成したいという思いのもと"YCP Summer Job 2020"を開催いたします。弊社プロフェッショナルが、実際のビジネスの経験を基に、戦略コンサルティングやマーケティング、ファイナンス・投資を指導する特別講義と、弊社プロフェッショナルと本気でぶつかり合ってもらいながら事業立案に取り組んで頂くグループワークを予定しております。人生で一番成長できる3日間の特別プログラムをご提供いたします。

なんと選抜者をシンガポールへご招待!!
YCP Solidiance Summer Jobで選抜された優秀な学生の方を、弊社シンガポールオフィスで行われる実践型インターンにご招待いたします。弊社シンガポールオフィスの社員と一緒に、グローバルな経営課題解決に挑戦する特別なプログラム!

コロナの影響でプログラムの変更等余儀なくされることもあるかと思いますが、YCPに入社したいと感じてもらえるような充実した内容をお届けすべく人事チームに加え若手アナリストやパートナー・マネージャーも総動員しております。

さて、どんな人が新卒で入社してるの?

YCPなんて社名初めて聞いた。なんか凄そう?な出身企業のメンバーばかりだけど、いったいどんな人が新卒で入社してるの?(HPにもないし・・・)
どんな仕事をするの??

おそらくそんな疑問を抱かれているだろう声に応えるべく、4月に入社したばかりのフレッシュな20卒生を紹介致します。

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左)宮内:京都大卒 中)山崎:東京大卒 右)藤川:大阪大卒

-入社して1か月経ちましたが、今どんなPJに関わってますか?まだ1か月ですか何か感じたことや学びを共有してください!

宮内)某大手小売りチェーンにおけるコスト削減PJに携わってます。
日々現場調査を行っていますが、その中で学生時代の経験則を裏づけるサンプルが増えたと考えています。業務などにおいて「なぜこのやり方なのか?」という問いは常に持つべきで、ベターなものに変えていくべきですが、現行のもので試行もせずに否を突きつけると敵対構造になる、という学生時代の苦い経験があります。この原因は、いきなり短所を出すことで「何も知らないくせに」と思われたり、時には「なぜこんなことにも気づかないのか?」といった高圧的なニュアンスに捉えられるからだと個人的には考えています。しかし、一度現行制度に則って一緒にやってみることで、制度上の短所を見出すことが「指摘」よりも「不満の共有」に寄るため、協力関係を得られやすいのだと思います。


また最近、小売店の売場やID-POSデータを用いたマーケティングに関する書籍を読んでいます。その中で知った「併買リフト値」という考え方が、応用が効き面白いと思ったので紹介させていただきます。
下記(1),(2)のとき(3)を併買リフト値というそうです。 ※カテゴリとは「マスカラ」「入浴剤」などの商品カテゴリのことです。

(1) 全体買上率X=(カテゴリXのユニーク購入人数)/(全体のユニーク購入人数)
(2) 買上率A=(商品AとカテゴリXを一緒に買った人のユニーク数)/(商品Aのユニーク購入人数)
(3) 併買リフト値=(買上率A)/(全体買上率X)

カテゴリXを色々と変え、それぞれの併買リフト値を求めて比較することで「商品Aを買った人がそうでない人に比べてカテゴリXを一緒に買う傾向があるか」がわかりますが、結局は2種類の行動に相関を見出すものなので、これは購買行動だけでなく、人間関係や言動など様々なことに当てはめられるなとふと思いました。

例えば心理学には「うつ病の人は一人称を多用する傾向がある」という見解があります

うつ病は、目に見えない内面的な疾患です。無意識に発している言葉から、うつ傾向の状態などが見分けられる可能性があるかもしれません。そこで、うつ病の早期発見のきっかけに繋がるように、うつ傾向がある人が使う4つの言葉を紹介します。
機械学習によって見出された傾向のようですが、上記式でいうと 
X=一人称を多用する人 、A=うつ病の人 とした値が、他の単語の値より高かったと解釈できます。
物事に相関が見いだせそうなときは、これを利用して考えてみても面白いなと思いました。

藤川)香港オフィスメンバーと米国ベンチャー企業のビジネスDDに携わってます。
先日、初めてエキスパートインタビューをメインで進行する役割を担うこととなりまして、上手く回せなかった部分もありましたが、下記の学びがありましたので共有致します。

事前準備
・リサーチの時点から常にエキスパートに掘り下げが必要な内容を考えておく
・質問リストについては、最終的な成果物のストーリーラインと合わせ、きっちりとセグメント化し、想定回答、仮説、質問目的をまとめておく
・可能であればコンパクトに事前資料を準備し、認識共有を図る
・伺いたい定量情報については、特に事前のまとめをお願いしておく
・各論点につき、大まかな時間配分を決めておく

インタビュー実施
・インタビューで伺いたいことの全体像、論点の順番を先に伝え、エキスパートに地図を持ってもらう(聞き手の側でも常に、その質問が全体像のどこに位置し、何を目的に聞いているのかを明確にしておく)
・質問⇒自分たちの仮説⇒エキスパートの意見の順で伝え、横道にそれないよう心がける
・インタビューの中で、エキスパートの造詣が深い点とそうではない点をきっちりと見極め、前者についてできる限り時間をとる
・最後に5分~10分のバッファーを残し、他に深められる点や聞きそびれた点等をインタビュー参加メンバーから募る時間を用意する

山崎)極秘案件によりPJは明かせないのですが、この1か月の学びを共有します。

クライアントからいただくお題の中で、市場規模推定等をする際実際にクライアント側ですでに推定されており、さらにその成長余地はどこにあるかの想定もされていることがあります。その際は、早期にクライアントの懸念点や仮説をとらえる必要があると思っております。そのため、各会議でのコメントの真意を即座につかめるよう市場理解等の前提知識/経営ボードから見た市場観の準備が重要だと感じました。具体的に、タスク設計の際に、様々な角度からの市場理解と照らし合わせる/俯瞰してみる等のプロセスを怠らないようにしていこうと思います。


また様々なアウトプットを出す中で、作業に没頭している際は気づかないのですが、完成した際にチェックするとこの数値はおかしいと気づくということがあります。その際、チェックの仕方として数字の大きいところ(各数値の合計)から見直し、合計値→各グループの合計値→それぞれのセル数値でずれているところはないか。と進んでいきますが、このステップを効率的に進めるものとして「数字のセンス(数字感覚)」というものがあると思っております。
この数字のセンスを鍛えるものは、それぞれの各業界の市場規模や企業の人数、平均的なFS等をインプットできているかというところが関連していると思われるため、自身がPJで関わる業界は当然ですが、主要業界のものは知っておくことは重要だなと感じますので、情報メディアや書籍等で、自身の数字のセンスを高めていこうと思います。

-リモートでの環境下でどのように仕事してますか?工夫点などあれば・・!

藤川)日に1~2度のコールによってチームメンバーとすり合わせを行い、残りは個人の作業時間に充てています。リモートワークの場合、チームでの進捗のすり合わせやスピード感の共有が難しくなるため、できる限りこまめにアウトプット、論点、ファインディングス等を共有し、必要に応じてコールによって議論を挟むようにしております。
リサーチの際、公共機関や企業等の応対が難しい状況にあるため、できる限り早めにリスク要因として、得られる情報/得られない情報を把握するようにしております。
あとはプライベートと仕事のメリハリをつけることが難しくなるため、1日に1~2時間はプライベートのための時間と決め、息抜きを行うようにしていますね。

また、今後常駐先等で大人数のビデオ会議に参加する場合には、低くなりがち参加者のエンゲージメントをいかにあげるかが大事になってくるかと思います。その際以下の記事が参考になると感じましたので、備忘録としても、記しておきます。

「ビデオ会議の生産性を劇的に上げる5つのルール
参加者をどうやってエンゲージさせるか」
(ジャスティン・へール ジョゼフ・グレニー )
https://www.dhbr.net/articles/-/6617
ルール1: 60秒ルール
参加者の意識を集中させるため、最初の1分で問題を実感させてから会議を進める(挑発的な数字、エピソード、事例)
ルール2: 責任分担ルール
参加者に自分自身が「観察者」と定義させない。何らかの重要な役割をもつ存在と認識させる。
ルール3: 隠れ場所はないルール
「責任分散」(周辺に人が多いほど自分の責務から逃れようとする社会学的現象)を生じさせないよう、個別チャット、個別通話で数分程度の小タスクを与えるなどして、参加者のエンゲージメントを高める
ルール4: MVPルール(Minimum valuable powerpoint)
(これは通常の場合でも非常に大事だと思われますが)ビデオ会議では特に伝える必要がある最低限のデータを厳選して、グループをエンゲージさせることが重要。そのため、不要なデータは1枚でも入れない。
ルール5:5分ルール
 ビデオ会議終了後は、参加者はすぐに意識を他の誘惑に持っていかれがちである。一つのタスクやビデオ会議が終わったら5分以内に次のタスクを与えること。

山崎)インターンの時に既にリモートで行っていたこともあり、作業自体は円滑にいってます。
一方で問題となるのは”コミュニケーションの量の減少“です。リモートでは空間を共有しないためコミュニケーションの総量が減ってしまい、チームと、またはクライアントとの関係値、信頼感構築が難しくなってきます。また、視覚的なコミュニケーションがとりにくく、今、チームの誰が何の業務をしているのかが見えにくくなってしまいます。この二つに対処するため、前者についてはコール会議等の機会を活かし、発言等を積極的に行うこと、後者については、タスクの進捗等を積極的に行い、作業内容等を間違えないようにすることを意識しています。

宮内)リモートでの作業やPJの遂行自体はインターンの経験もあり特に問題なく出来てますが、集中力の担保が課題に感じてます。
自分自身でタスクの時間を測るようにして集中力の低下を防いでいます。

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同じく4月に入社した中途入社の3人と談笑。全員で集まれたのはこの日だけで、それからすぐ在宅勤務に・・・。
尚4月の中途入社者は外資系金融機関のIBD、外資ファームのコンサルタント、日系大手金融機関のファンドマネージャーでした。

-入社前と後では何かギャップはありましたか・・?

全員)約1年半ほどインターンしていたので、ギャップはないですね。笑。

宮内)あ、あとは明確に自分の役割を与えられ、想像以上に大きな粒度で任せてもらえるため、成長環境として素晴らしいと感じました。また、良くも悪くも社内に整備されていない部分があり、社内に対しても出来ることをやっていきたいと思えました。

インタビューは以上です。

岩田の個人的所感ですが、え、こんなに新卒って頭いいんだっけ・・?こんなに大人だったっけ・・・?(表現稚拙ですみません)


身内を褒めまくるのもあれですが、エネルギーの大きさ、行動力、知的探求心、貪欲さはもちろんのことですが、言葉を選ばずに言うと新卒にありがちな自己愛が強く、謙虚さに乏しいといったこじらせが全くない・・・。

矢印が自分に向きすぎていると辛い環境かもしれません。


恵まれたこの優秀な頭脳とエネルギーを、クライアントや、健全な自分自身の成長に向けられると1年後、3年後には他者と圧倒的な差がつくと思います。

ぜひエントリーをお待ちしております!