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手数料や追加徴収がやたらと多いヨーロッパ

My Sabbatical Journal 21 2024/04/25  日本を出国し1週間が経った。昨日はハーグにある「出入国在留管理庁」たる機関に出かけて顔写真撮影、署名、10本指の指紋情報を提出してきた。16歳になったとき、台東区役所で押した人差し指の指紋提供、そして18歳(?)ごろに韓国の住民登録証作成に伴い、親指(やおそらくすべての指)が真っ黒になったこと、21世紀に入り復活した出入国の際に行われる指紋情報のプロセス等々がこの短い5分間の間に蘇ってきた。そうだ、

    • スキポールに到着

      My Sabbatical Journal 16 渡航2  2024/04/20/22:36@Leiden  4月18日深夜12時05分の出発予定であったエミレーツが、羽田空港に到着してから欠航になったことを知り衝撃を覚えた私。その後、一か八かのリスクを抱えつつ新たにチケットを購入し、空港ベンチで仮眠をとり、翌10時15分のミュンヘン行きルフトハンザに搭乗した。どさくさに紛れて高い買い物をしたもんだ。  ゲートにたどり着くまで、自分の判断が正しかったのか、大きなビッグ

      • 旅はドラマである1

        My Sabbatical Journal 15 渡航1 2024/4/18 05:55  旅はドラマである。「旅する暮らし」というテーマを掲げ、いざ出陣という出先からドラマは起きる。いや〜ぁ、だから旅は楽しい。人生と同じく先が読めない。  深夜12時を過ぎた時間に飛行機は出発する。私にとっては1年半ぶりのエミレーツ航空での旅である。行先はアムステルダムだが、1月に他の航空チケットよりも破格の値段の1年オープン券を購入でき、かなり満足している。チケットを検索している数日

        • エッジの効いたトークは遥かに美味より勝る。

          My Sabbatcial Journal 13 2024/04/15/正午 @ I-House  4月の晴れた日にしても、気温が24度近くまであがり、さすがに汗ばむ。4月からこの調子ではもうすぐ地球上が沸騰してしまいそうだ。自宅から六本木駅まで移動し、六本木から東洋英和女学院を通りながら旧岩崎邸に位置するI-Houseにやってきた。某財団からランチ懇談会の申し入れがあったためである。12時半から理事長、担当者と会い、日韓関係の今後について話し合う。どんな話になるかはお楽し

        手数料や追加徴収がやたらと多いヨーロッパ

          コンタクト・ゾーンとしての同窓会・サークル

          「人々が同窓会に来る理由は何だと思う?」 「それは自慢話のためか、旧友からカネを借りるためだ」  これは今では故人となってしまったドラマ『冬のソナタ』でヨン様のライバルを演じたパク・ヨンハが、主演映画『作戦 The Scam』(2009)で語るセリフの一部だ。https://eiga.com/movie/54845/  記憶をたどってのセリフ起こしなので、映画のなかで正確な韓国語セリフや日本語字幕は思い浮かばない。  この映画を観たのは制作から10年近く経ってのことである

          コンタクト・ゾーンとしての同窓会・サークル

          My sabbatical journal

          My sabbatical journal 1  2024/3/31/Sunday/over morning coffee  2024年3月31日から特別研究期間に入ります。  日常の授業や学内業務から解放され、様々な現場や人々から学べる時間にしたいと思います。小学生以来、自発的に日記をつけてきたことがなかったのですが、三日坊主になることを不安に思いつつも、これから日記または日誌をつけつつ、私自身のサプリメントや肥料にしたいと抱負だけ高く抱いています。  4月から生活空

          My sabbatical journal