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2月16日、ウクライナ情勢をめぐる外交交渉について。

ドイツ・ショルツ首相は16日、モスクワでのプーチン大統領との会談内容を踏まえ、ウクライナ情勢に関連する今後の協議の方向性について、今週金曜日から週末にかけて開催されるミュンヘン安全保障会議(die Münchner Sicherheitskonferenz)の場で発表することを明らかにした。ミュンヘン時間土曜日に、ショルツ首相がキーノートスピーカーとして登壇する予定だ。

毎年2月に行われるミュンヘン安全保障会議は、東西ヨーロッパ首脳が一堂に会し安全保障の主要テーマについて打ち合わせる賢人会議だが、今年は1999年以降初めてロシアが欠席を表明し、ウクライナ情勢との関連性が憶測を呼んでいた。

会議には、毎年アメリカから、国務長官あるいは副大統領、及び、上院外交委員会メンバー、下院議長が参加している。今回はハリス副大統領が出席し、土曜日にウクライナ・ゼレンスキー大統領、ショルツ首相をはじめヨーロッパ各首脳と個別に会談を行う。また、ブリンケン国務長官も参加の予定だ。

(Text written by Kimihiko Adachi)

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