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hitoridebun

俺には夢があって、一人で文を書き続けられる生活を毎日してしたい。それができれば他に何も要らなくて、強いて言えばコーヒーを飲めるくらいの小遣いくらい。ブランド物の時計や服はもちろん、車だって仕事がなければ必要ない。必要ないけれど現実は夢まで程遠くなんなら歳を取るごとに遠ざかってまでいる。お金は職場に依存して仕事に必要なら欲しくないモノでも買い、困ったことがあれば好きでなくても誰かに相談していなければ生活は成り立たせられていない状態にある。時間の多くは書くことでなく仕事に費やされ、一人がいいと言いながら知り合いや友人、家族に不安を吐露して助けを求める。

簡単に言うと強くなる必要がある。基本的には流れに沿う自分も、「このままじゃ、嫌だな」と久しぶりに思った。そもそも誰にも依存せずに文だけを書き続ける生活が可能なのかは置いておいて。だけれど、俺がそうしたいと思った。文で稼げることはもちろん、身体と精神は安定して少しの周囲も助けれるほどに。

そうなるためには、周囲に起きた問題は全て自分で解決する能力が必要になる。仕事はもちろん、家庭、そして不安などの気分の抑揚も自分でどうにかしようとする姿勢と実行力が必要になる。実際にどう行動すべきか考えただけで目眩がしたが、とりあえずやってみて、上手くいかないにしても取り組み続ければ問題もどうにかなりそうな気もしている。友人無し貧乏暇人には止まる暇はないけれど、取り組み続けさえできれば時間と現状は進んでいくことも知っている。できるなら努力はこれで最後にしたいけれど。

メンタルの問題は、マインドフルネスなんて緩いことを言っている場合でない。一人でどうにかするんだから、落ち込めば即座に独力で立て直す筋力が必要になる。おそらくこれから先何度も不安を感じて、失敗にも絶望を感じて気分が落ちる機会に溢れているだろうから、落ち込まないようにというよりもその都度直ぐに切り替えて「食事!」、「睡眠!」として休息していたい。結局は切り替えられずに頭の中で考え続けるから食欲不振と不眠も起こすのであって、何も考えないことはできないにしても違うことに注意を向けるようにする、例えば未来はどうなりたかったか。あとは、少しでも楽しいという行動を、俺は文で、それすら楽しくない時は、風呂に浸かってお気に入りの入浴剤の中「fuck!」と最近hiphopで覚えた単語を叫んでみることにしている。意味は知らないが何故がスッキリする。

メンタルさえ持てば人間どうにかなるもので、少しの体調の悪さも数日は乗り越えられる。時間が有り余る小さい頃から山にでも篭ってそれを鍛えておけばよかったと思うほどに強いメンタルは最近の欲しいもの。堕落しすぎて今になって後悔するも今から篭って鍛えていけばいいんだと思った。正直社会は獣がいる森のようなもので、命の危険はなくてもストレスを得る機会には困らない。同時に鍛えられる機会もあるわけで社会に出続ければ、今後はより意識してそうすれば自然と強くなっていくのだろう。ちなみに俺は立派なおっさんで今まではなんだっんだという疑問については、まあ、努力は必ず実るものでないし、意識もしてなかったから、、、ね?

と言いながら基本的なスタンスは変わらないと思う。無理だと思えば逃げるだろうし、直ぐに諦めもする。自分のできることはここまでということは自分が一番知っていて、できそうなことについては可能な限り続けて失敗しても反省なんて考えない。気持ちを立て直すことだけに集中し、また何を言われても無視をするという所に落ち着く。「それじゃあ何も変わらないじゃないか」というツッコミにも自分を変えるつもりは最初からなく、ただできるところをよりできるようになろうとするだけだ。

夢の話に戻る。一人で文を書き続けられる時間がある毎日。現状から言うと叶えることは不可能で、合間に書ける時間があるだけで幸福なこと。ただ、「諦めたくない」と自分の気持ちが言っていてしばらくはそれには従ってみたい。できることは全てやってみてどうなるかを見てみたい。中年でもやれることはあるのだろうし、高齢になっても大きな病気をしなければ手足と脳は少しは働く。生きていればまだ時間はある。

どれだけ続けられるかに拠るところがあって、文は少なくとも5.6年は続けられており、最も息のある趣味であることは間違いなく希望は全くないことはない。読書は好きだった自分にも感謝したい。「読みたい」から「書いてみたい」になれたことは本を読み続けれられたからと思っている。今ではそんなに読んでいないが、創る方に興味が行った、そしてできるだけ他人の真似をしないようにと自分なりの配慮だ。読書を趣味としていた時間も合わせれば文に関する趣味の時間はもう測れない。成るようになっていて、それは少しづつ何か進んでいる気もした。

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