見出し画像

事故現場清掃人が行く 読者感想

事故現場清掃人が行く
著 高江州敦

こんにちは
桔梗です

ゆるふわFIREをしてから毎日図書館に行っています


【読書感想】
本書は著者の仕事への想いが溢れ出ていました
仕事に感謝をし意味を持って取り組むことが大切で、
もちろん企業活動なので
著者の前金制の会社だったので前金が支払われてない場合は仕事をしないといった利益追求は必要であるものの
遺族と大家のどっちが払うか揉めて最終的にどちらも払わない事が過去にあったため前金制にしたとのことでした)
利潤追求と他者貢献のバランスを取ることが大切と感じました

具体的には依頼者の話を聞く
依頼者は親族を亡くし不安定な状態です
著者は依頼者と仕事を通じて話を聞くこともしていました

効率を考えれば仕事に関係ない話をするのは非効率かもしれません
ですが依頼者は親族を亡くし不安や悲しみ、ときには怒りなどの感情が溢れ出ています

部屋を整理すると同時に依頼者の心も整理することをしていました
依頼者のことを考えたプロフェッショナルだと感じました

利益ばかりで依頼者の気持ちを蔑ろにしてはいけない
自分の仕事にプライドがあるか?

私もノートを書いていて読者の気持ちを最優先にしていたかな?
自己満の文章になっていないかな?
と考えさせられました

本書には素人特殊清掃業者も書かれていました
掃除だけで臭いは取れてなく大家と依頼者、清掃業者でトラブルになるケースもあるそうです

依頼者のことを第一に考えない適当な仕事をするとトラブルになります
一時は利益を得るのかもしれませんがそういった会社から人は離れていくものだと思います

著者は何度か詐欺にも合っていました
ビジネスの世界では信用していた人から裏切られたりノウハウを取られてりと恐ろしいことが起きるようです

ですが著者はなんとか乗り越えてきました
それは特殊清掃という仕事に誇りを持ってこだわってきたですからです

本物は残る

そう思いました

人は必ず死ぬ
だが死に方は人それぞれ
社会と繋がりを持つ事が孤独死しないコツ

孤独死はただ一人て死ぬだけではなく一人ぼっちで死後も揉める
一方で一人で死んでも仲間がいるケースもあり孤独死という単語は似合わない

誰もが避けられない人生の終わり
ただ終わり方はあなた次第

考えさせられました

いいねフォローが励みになります!

今日はこの辺で
ありがとうございました


この記事が参加している募集

退職エントリ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?