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幸せの尺度は十色

人が幸せだと感じる行動の一つに「恋愛」が挙げられると思う。しかし、私には「恋愛」が向いていない自覚がある。親にもらえなかった愛情をパートナーに求めてしまう傾向にあるからだ。そんな重い物を背負わせてはいけないと思いつつ、連絡を頻繁に取りたくなってしまうし、異常なほどに「特別」を求めてしまう。

しかし、私が望む「特別」を他人から得ることは非常に難しい。そのことは分かっていても、得られなかったという事実に勝手にショックを受けてしまうのだ。なんと自分勝手な。

つい数ヶ月前までは、4つ年上の片思いの相手に依存して連絡を求めていたが、このことを自覚するようになってからは私から連絡するのをやめた。

「誰かに愛情を注いでもらいたい一心でする恋愛は幸せではない」

そんなことは分かっていても、自分に落とし込むまでには相当時間がかかった。

改めて「自分の幸せはなんだろう」と考えたとき、様々なことが思い浮かんだ。
勉強をする、バイトに行く、音楽を聞く、LIVEに行く、お菓子を作る、レース編みをする、本を読む…

こんなに自分が幸せだと感じる瞬間があるならそれでいいじゃないか。幸せを他人からもらおうと必死にならなくても、自分で生み出すことができる。やっとこの答えにたどり着けた。

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