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笑顔が出るからあなたは大丈夫。

昔、先生に言われた事があります。
どの先生だったのかなぁ…。
心療内科の先生だったのか
それとも母のかかりつけの先生方に診てもらった(相談した)時か。。。
それすら覚えてはいないのですが
なんかこの言葉は覚えているんです。

人と接する時に話をしていて
軽くでも少しでも笑顔が出るのなら
あなたはまだ大丈夫だよ。

そんな感じの意味だったと思います。

その時、あぁ私は笑えているのかぁとしみじみ思いました。
同時に、人前では笑おうとしてしまっている気もしました。
心療内科の先生を相手に話している時でさえ
私は愛想よく笑ったりしているような気がします。
それは無理矢理かと言われるとそうではないのですが
人と接する際のマナー?として勝手に染み付いてしまっているのだと思いました。

対面で二人きりで話していて
相手の表情が全く変わらなかったら
ちょっと空気が重くなりますよね。
私は相手が誰であれ、出来れば相手にそう感じて欲しくない、感じさせたくないと思ってしまいます。
何も診察に行って話している心療内科の先生には
そんな事気にしないでもいいと思いますが
もうクセになってしまっているのでしょう。

今日は実は診察の日でした。
でも、先月受診したので今月はお薬だけでも大丈夫という甘えから
結局行かずに終わりました。
昨日から今月は行かないと思っていた訳ではありません。
当日、その時間になった時の自分に任せようと思っていました。
ただ、行かない可能性は高いとも分かっていました。
結果、可能性の高い方に流れてしまったので
今月行く気がなかった事は否めません。

病院に行くことも治療の一つだと思って下さい。

そんな事も言われた事がありました。
月に一度外出する事が治療の一種だとも思います。
大事な事だとは感じるのですが
なにせ行くことが治療の一種でも
先生との会話は治療の一種になるとはあまり思えないのです。
それでも今の自分にとって
二ヶ月に一回、三ヶ月に一回でも頑張って病院に行く事が治療の一つだとは感じているので
それは続けなければいけないとは思っています。

今まで心療内科を受診して笑えなかった事は
一度くらいはあったと記憶しています。
その時に、あー笑えない状態って本当にヤバいんだ
なんて思いました。
どんな状態だったかは分かりませんが
その時は心はもちろん、体も辛くてたまらなかった気がしました。
頭痛、吐き気が主な症状でその状態が続く事への不安感、恐怖心。
あの時は一分一秒が長かった。。。
その時は流石に笑えなかったですね。
もう先生にすがるしかなかったのです。
あまりにも辛いので助けて下さいと。

だから、笑顔が作れる間は大丈夫なのかな なんて
いつぞやの先生の言葉に励まされる事も
今まで結構ありました。
逆に笑えなくなったら私、終わりだな…なんて思ったりもしています。

でも、死にそうな心でもなんとか力を振り絞って笑顔を作っている時もあるのです。
それは相手への気遣いなのか自分の弱みを見せたくないプライドなのか。
理由はどうあれ、もうヤバいなって状態だからこその笑顔も今まであったなぁと気づいてしまいました。

この人は笑えているから大丈夫。
あまりそれを目安にし過ぎてしまうのは良くないですね。
大事な事は
やはり笑おうが仏頂面だろうが
お話をしていて接していて
相手の小さな変化に気づく事なのでしょう。
私は気づいてもらう側がもちろん多いのですが
だからこそ、そんな風にしてもらえるとありがたいかなぁなんて思いました。
そんな人がたまにいると驚きますし
この人は色んな人を良く見ているんだなと感心します。
私自身も出来るだけそうありたいとは心がけていますが
それは自分に余裕がないと気づいても受け止めるキャパがなく
結果、気づかないのと同じ事になり
情けなかったりもどかしくなる結果を招くので
自分のコントロールも出来るようにしないといけませんね。

でも、どんな状態であれ笑う事は私はバロメーターだと思っています。
笑えるってありがたいな、なんて日々の中で感じるのです。
だからテレビを見て笑う。
家族と話して笑う。
ワンコと遊んで笑う。
そんな日々の笑いを大切にして
その積み重ねで心が少しでも元気になったりしてくれれば御の字だし
笑いは元気玉の種となって
どんなに小さくても少しずつ少しずつ育てていけるのなら
今よりも光が少し多く差し込んでくれる気がします。

そんな少し明るい夢を持ったお話でした。
今日も笑った。大丈夫、私。


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