見出し画像

社労士資格を取って再就職した私の「その後」③

こんばんは。キャリアにブランクがある方の再就職・キャリアアップのサポーターきくりんです。初めましての方は、よろしければこちらをご覧ください^^

少し間が空きましたが、今回はこちらの記事

からたいぶ経ってからの私の仕事について書きますね。

1.セミナー(の前座💦)登壇

2017年4月、いろいろあって私の働いていた事務所の組織が変わり、別の大きな事務所と一緒に仕事をしていくことになりました。その年の秋、事務所でお客様向けにセミナーをやることになりました。

メインの登壇は弁護士の先生にお願いしたのですが、事務所の代表の指示で、その前の30分くらい、関連するテーマで私が登壇することになりました。ちょうどその直前に、事務所のスタッフ向けにミニ研修のような形で私が講師役で話をしていて、同じテーマをお客様向けにアレンジして話すことになりました。

以前書いたように、私は人前で話すのが大の苦手。今はさすがに慣れてそれなりに話せるようになりましたが、当時は、大勢のお客様の前で話すというので本当に緊張しました。それでも、少しでもいいパフォーマンスができるように、話し方のプロにみてもらい、アドバイスをもらって当日に臨みました。

もらったアドバイスに従って、ただ話すだけではなく、質問を投げかけて挙手してもらったりして双方向のやり取りを心掛けたこともあり、短い時間の登壇でしたが、お客様の反応もまずまずでした。

2.コロナ禍での助成金説明会

2020年、コロナが流行し始めました。私は、それまでも、「お客様が近い将来必要になることについて、自分がいち早く情報をつかんでお伝えする」ことを心掛けながら仕事をしてきました。雇用調整助成金の特例の扱いが始まるというので、「これは業種や企業規模を問わず、どんなお客様でも必要になる」と思い、情報収集を始めました。「ここでしっかりお客様に情報提供ができなかったら、自分が社労士として仕事をしている意味がない」くらいの気持ちでした。

そして、3月にZoomで助成金の説明会をすることを上司に提案しました。当時Zoomはまだ一般的に使われておらず、私も使い方がほとんどわかりませんでした。ちょうど職場外で参加していたコミュニティでZoomに詳しい方が勉強会を開いてくれたので、そこで必死に使い方を習得しました。

結局、その後4月にかけて合計6回説明会を開催することになり、合計で約250名の方が参加してくれました。当時、助成金に関する情報が錯綜していたこともあり、説明会の後はお客様からの質問対応に追われました。助成金申請サポートのご依頼も数多く寄せられ、説明会は大きな仕事につながっていきました。

3.そのほかにも

このほかにも、大きな法改正があるときの事務所内のスタッフ向けの研修やお客様向けの説明会など、いつの間にか「話す」仕事をかなり多く手掛けるようになっています。人前で話すことは本当に苦手で、何とか克服しようと本を読んだり講座に通ったりしてきましたが、気づいてみると、少しずつ成果が出ていたようです。再就職したころの自分と比べたら、だいぶ成長したことを感じます。

もうひとつ、私は再就職のきっかけとして資格取得をしましたが、それはあくまできっかけで、資格だけが私のこれまでのキャリアを作ってきたわけではないこともお伝えしたいと思います。「再就職には資格が必要なの?」という疑問にも、また改めてお答えしたいと思っています。

4.読んでくださっているみなさんへのメッセージ

みなさんも、自分に自信が持てない、とか、何ができるのかわからない、といった気持ちをもたれているかもしれません。でも、自分で気づいていないところで身につけてきたことや成長してきた部分があると思うのです。そういうものを棚卸してみる方法を、別の機会にお伝えしたいと思っています。

再就職についてのご相談は、こちらのサイトからご連絡ください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?