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キャリアに無駄はない

こんにちは。キャリアにブランクがある方の再就職・キャリアアップのサポーターきくりんです。前回に続き、

私の娘と仕事のことを書きますね。

内定式直前にようやく内定を手に入れた娘、2013年から働き始めました。慣れないながらも同僚や同期の友人に助けられながら、少しずつ職場になじんでいったようでした。

それから3年経った2016年6月。「女性活躍」「ダイバーシティ」に取り組む会社が増えてきた頃の話です。帰宅した娘が「来月から総務に異動することになった」と言いました。

詳しく聞いてみると、親会社の意向で娘の会社も女性活躍に取り組むことになり、担当する総務部門の人員を増やすことになったとのこと。「若手の女性を」ということで、就活時のエントリーシートに「社労士事務所(私の働いていた事務所ですね)でアルバイトをした」ときの経験が書かれていた娘のことを役員の方が思い出してくださり、声をかけることになったといいます。

もともと、私が社労士試験の勉強をしていたとき、まだ小学生で内容が詳しくわからないながらも私が勉強をしているということに関心を持っていましたし、アルバイトをしていたときにも、社会保険の仕組みに関心を持ちながら作業をしていました。

かくして、7月から総務に異動になった娘。私が日々実務で取り扱うようなことを会社の中で担当するようになりました。私たちの仕事は、法律とか制度とか目まぐるしく変わるので、情報のキャッチアップが欠かせないのですが、娘との間でこうした情報を交換することができるようになりました。共通の話題が増えるというのはいいものです。

今でも、担当業務が少しずつ変わりながら、娘は総務で働いています。

キャリアって、何がいつどうつながるかわからない、無駄なことって本当にないんだな、と感じます。



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