見出し画像

ありのままの自分を受け入れるってどういうこと?②

こんにちは。キャリアにブランクがある方の再就職・キャリアアップのサポーターきくりんです。今日は

こちらの記事でお伝えしたポイントの1に関連して、私の過去から今に至る変化について書いてみます。

自己紹介や、こちらの記事に書いたように、私は、学校では目立たず手を上げて発表したりするのがとても苦手でしたし、再就職してからも組織になじめず転職を繰り返したりしていました。勝手に他人と自分との間に壁を作ってしまい、深くかかわらず、自分のこともあまり話さずにいることが多かったと思います。

他人からは「まじめ、かたくて話しかけにくい」と思われているんだろうな、と思って長い間過ごしてきました。それでも、そんな自分を何とかしようとして、「雑談」に関する本など何冊読んだかわかりません。

思えば、大学で心理学を勉強したのも、もっと自分を理解したいと思ったのがきっかけだったように思います。何となくスムーズにコミュニケーションが取れず、他人から浮いているような気がするのを何とかしたかったように思います。

だけど、何年か前、気づいたことがあります。ダメな自分を変えようとするのって、苦しいのです。失敗したことを引きずっている自分は、「あ、自分は今失敗したことを後悔してるんだな」とちょっと離れてながめる。コミュニケーションが苦手な自分も「苦手なんだ」と認めて、無理して人に合わせることはしない。そうすると楽になります。

そうしたら、なぜか前より他人を受け入れられるようになったのです。他人に関心も持つようになりました。以前の私ならちょっと苦手で話しかけたくなかった人にも少しずつ声をかけるようになりました。声をかけたら相手も返してくれますよね。

そして今、私は起業塾に通っています。ビジネスのコンセプトを決めるために、自分の過去のこと、これからのこと、他人から見た自分、などなどたくさん書く課題が出て、書いたものを同期の仲間と見せ合い、コメントし合いました。こんなに自分のことを他人に見せたのは人生で初めてだと思います。この経験が、今まで以上に自分で自分のことを受け入れられることにつながっているのを実感しています。

「ありのままの自分を受け入れる」ってよく言いますが、頭で考えていてもなかなかできないことだと思います。私も体験して初めてわかりました。この状態で再就職に取り組めば、もっと選択肢も広がったし、悩むことも少なかったのかな、と思います。

もちろん、私のように自己肯定感の低い方ばかりではないと思いますが、これから再就職を考える方にも、準備の1つとして、少しずつ自信を積み重ねておいてほしいと思います。





この記事が参加している募集

#振り返りnote

84,552件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?