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どれだけ熱心に応援しようとも、それを仕事にしている人間には敵わない(仕事か趣味か:田中慎弥)

2008年ということは、おそらく自分が中学卒業する頃か。当時読んで、「めちゃくちゃ大事!」と確信して、切り抜いた田中慎弥さんの記事。

花男と同様で、最後の一文に痺れたんだよね。

どれだけ熱心に応援しようとも、それを仕事にしている人間には敵わない


その頃は「スポーツ選手になりたいな~」と漠然と子どもらしく思っていたが、この記事を読んで、「将来は絶対にスポーツにかかわることを仕事にしよう!」と決心したのを覚えている。

時は経って、まさか自分が森の幼稚園に興味を持つなんて夢にも思わなかったが、それは自分が色々な経験を積んできて、成長した証なんだろうなと思う。

色々と変わった部分はあるだろうが、根幹の部分では、田中さんの記事で読んで思った「好きなことを仕事にしよう」という決心は全くブレずにここまで生きてこられていると思う。

上の方はちょっと切れているが、文脈から想像は可能。

切り抜きって、良いよね。小学生ぐらいから自分が感動したモノを貯めていったら、大人になって振り返った時に、結構素敵な宝物になってると思う。

別に、子ども達全員が好きな仕事に就けるとは思ってないが、一度くらいは挑戦してもらいたいなとは思う。で、その挑戦も全力でやった挑戦なら、もし失敗してもすぐに切り替えられる。だらけた挑戦なら、「あの時、~~~しておけば…」とかの後悔が付いて回ってきて、踏ん切りがつかない。

やっぱり子ども達には「何かを一生懸命する、無我夢中でする、没頭する、熱中する」みたいな体験を積んでいって欲しいし、幼稚園児の段階では「遊びに熱中すること」が最優先だと思う。そういう下地作りに最適なのが、子ども達にとって最高のおもちゃ箱である森の幼稚園じゃないのかなと自分は思ってます。

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