Slackを、リモートワーク率99%のチームで、2年間使ってきた中で模索!「工夫していること」・「やらないようにしていること」
タイトルのとおり、私の所属する組織ではコロナ禍以降、一部を除き、在宅勤務を基本としてきました。私がいたチームもご多分に漏れず、在宅勤務を続けています。かれこれ2年近く経ちます。そこでのコミュニケーションは、Slackが基本でした。2年もの間、コミュニケーションのあるべき姿を同僚と模索してきました。基本は記事のサムネイルになっている画像をご覧いただければOKです。本文はその補足です。
工夫していること
絵文字の活用
「あえて絵文字を使って投稿して、温度感を伝える」
一説では、「文字」だけだと受け手がドライに感じるそうです。あえて、文末に猫やペンギンの絵文字をつけて、ちょっとまろやかに加工したりしています。
「絵文字を作った気軽なリアクション文化を作る」
投稿の量も大事ですが、反応の量もとっても大事だと思っています!
「それな!」とか「承知しました」とか、ライトに反応できるような絵文字を頻繁に使って、反応するようにしています。
「絵文字で良いので、リアクションをなるべくする。反応があると嬉しいでしょ?」
単純に自分が投稿したものに、反応があると嬉しいものです。逆にないと寂しいものです。嬉しいとたくさん投稿したくなりますよね?
「特定の絵文字で検索性を高める」
Slackでは、特定の投稿者や投稿内容以外に、特定の絵文字を含んだ投稿を検索することができます。例えば、役立ち系のトピックにはTipsを意味する絵文字を使って日頃リアクションすると、Tipsをあとでまとめて検索できます。
「絵文字リアクションを他Channelへ展開するワークフローを作る」
特定の絵文字のリアクションをきっかけに、ワークフローを動かすことも可能です。前述のTipsの検索も良いですが、検索いらずでTipsだけ見れるChannelを作るといったことも可能です。
原則を大事にする
「スレッドを使う」
あとから振り返るとき1トピック1スレッドになっていると楽です。つい熱中してスレッドを使い忘れて議論が始まり、今更スレッド化しにくいなんてこともあるかもしれませんが、なるべくスレッドで!
「DMを使わない」
情報はOPENにすると、コミュニケーションコストが減ります。
案内メール等がきたらそこで議論開始せず、Slackに流して議論する
メールは、自組織以外の案内メールだけが飛び交う場になれば、Slackにフロー情報をストックできます。
「一部の人に届くメールもSlackでFYIする
コミュニケーション増えますよ!
「Channelのネーミングルールを決める」
あとで定まっていないと、整理ができなくなる。
「できるだけOpen Channelを作る」
勝手に社内にノウハウが溜まります。
伝達も減ります。
便利な機能をどんどん使う
「Haddleを使う、Slack Callを使う」
Web会議システムって、開くのに時間かかりますよね?
誰が中にいるか見えた方が、入りやすかったりしませんか?(その逆もあるかもしれませんが、私は前者派です笑)
「ワークフローを使う」
いろんなこと、自動化できます。
定期的なリマインド、頻繁にある承認依頼、ちょっとしたリクエストフォームなどは簡単に自動化できます。
「外部アプリとのインテグレーションを利用する」
カレンダーに書かれた会議室のURLはSlackで1分前にしれると、何かと捗りますよ。
「Channelのカテゴリを分けて表示させる」
チームに関するChannel群、案件に関するChannel群、お気に入りのChannel群、その他もろもろと分類しておくと、捗りますよ。
「予約投稿する」
夜中にふと投稿したいことを思い出したとき、1回きりのリマインドをしたいとき、私はたまにやっています。
「インデントで分かりやすく文字を見せる」
おもてなしの気持ちで使っています。ぜひ見やすい文書を心がけましょう。
ちなみに、議事録などにも応用できるスキルです。
「Incoming Webhookを使って他ツールとの連携を試す」
Slackでできることに幅が広がります。
やらないようにしていること
冗長な書き方
「メンションに@XXX「さん」のような敬称をつけること。」
メンションは「通知機能」と理解すると良いです。
「名乗ること。」
投稿主は、名乗らなくてもわかる
「「お疲れ様です〜」、「以上、よろしくお願いします」をつけること」
インデントにも通づるところがありますが、情報は必要な箇所が見やすいと良いです。一番の近道は不要な箇所の削ぎ落としです。
Slackの使い方に対する否定や批判(使い方は人それぞれ!)
「投稿の流量の増大こそが重要」
石橋を叩いて投稿すると、石橋を叩く分、必然的に投稿数が減ります
使い方に対して一挙手一投足で注意をされると、投稿しづらいのでSlack警察は厳しい取り締まりをしないようにしています
チームや自身がデファクトで使っている方法がベストプラクティスとも限らないですしね
一緒に使い方は模索していくものだと考えているので、Slackの使い方に対する否定や批判はしないが吉だと考えます。
過去のSlack関連記事
今回で3本目です。
DMを使わないようにするという記事は意外と伸びています。
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