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アボガドの食べ頃問題

「季節」という言葉が使えなくなったような2023年です。11月になりようやく秋がやってきたなと思ったら、次の日には汗をかく。高い山にある観光地の風景をTVで観ていたら、紅葉と雪景色が混在している景色の中を登っていくケーブルカーに何人も半袖姿の乗客がいるという、なんともシュールな画面に出会しました。

この日本には「旬」というその季節でしか味わえない風景、雰囲気があるのに、もうそれは望めなくなっちゃったのかと、ちょっと心配になりました。

そういえば食材、特に野菜もそうですね。ハウス栽培が多数を占めるようになって、多くの野菜は季節を問わず食卓に登るようになっています。食生活を豊かにしてくれるありがたいことなんですが、でも、旬の野菜をその季節に味わいたいと思っちゃう私は、贅沢なのでしょうか。

露地栽培の旬の野菜はハウスものよりも野菜本来の力があると、オーガニック農業をやっておられる方から聞いたことがあります。味もそうですね。

秋の気配が深まっていくようになって店頭に並ぶ野菜にも変化が見られます。とても嬉しい!

旬の野菜のひとつにアボガドがありますね。日本本来の野菜ではないですが、いろんな料理に使われるようになりました。私は、おいしくていろんな料理に使えるアボガドが好きで、旬の季節は10月下旬から1月頃かな、その頃からお店の店頭に並び始めます。

ここで問題なのが、並んでいるアボガド、どれが食べ頃なのかということです。みなさん、買ってきたアボカド、硬かったり、柔らかすぎたりで困ったことはありませんか?

でも、アボカドを指で押して固さを確認というのはご法度。お店のアボカドが傷んでしまいます(指で押すのは、買ってきて、調理するときにしましょう)。
毎年買っているなら食べ頃くらいわかるでしょう、というツッコミはなしにして、色々と調べてみました。

食べ頃を教えてくれるサイトも、レシピもたくさんネット上に上がっています。その中で一番納得したのが、メキシコ産アボカド公式サイトでした。アボガドの公式サイトですよ!そんなのがあるんですね。
食べ頃を見極めるための写真もアップされていました。なんとご親切なこと。

アボカドの選び方は色や固さ・ヘタがコツ。固さの確認は、指先を使わずに、手のひらでそっと握って感触を確認したり、ヘタの様子などを見て見分けましょう。この見分け方のテクニックで、食べ頃のアボカドを選んでみてください。

また、アボカドが固くて、すぐ食べられないというときも、早く熟成させて、食べ頃にする方法もあります。青いアボカドを買って、2-3日程度、家で追熟させて黒くして、ちょうどいい食べ頃にするのもお薦めのテクニックです。

アボガドはいろんな料理に使える、ある意味スーパーフードです。しかも、ビタミンE、不飽和脂肪酸、カリウム、葉酸など栄養素が幅広くとても豊富です。そんなアボカドの栄養は骨や筋肉の発達、血液をサラサラにするなどに良いと言われています。食物繊維も豊富で、美容・健康への効能もグッド。

さらに、そのアボガドをビネガーを使って料理すれば、もう最高のベリーベリースーパーフードになります。
美味しくてキレイにゲンキになれるビネガーを使ったアボガド料理は、別の記事でご紹介いたしますね。お楽しみに!



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