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『うやむや』という曲からalbum【1ST】の沼へ

それは4月末に起こった。滅多に開かないYoutubeを開き、トラッキングされているオススメ動画をクリックした。今更ながらの衝撃的出会いを果たすともつゆ知らず…

初めてYoutubeで映像に合わせたこの曲を聴いた時、鳥肌が止まらなかった。

SixTONESさんの『うやむや』。

言葉通り震えた。「えっ.............(絶句)」と、聴き終わってしばらく呆然としていた。本当に。

この歌詞を何度読んだところで、その歌詞の意味こそ「うやむや」でいいんじゃないか..!と思うほど、魅惑的な曲に出逢ってしまった..と何百回も再生ボタンを押す。

映像1コマ1コマが「まばたき」で進んでいくところや、絵のアンニュイさと繊細さ、色づかい、言葉遣いの巧みな歌詞、もうどこをとってもツボで、1秒も目が離せない。

いうなれば、路地裏の懐かしみのある古民家カフェですっごい繊細ながらに味わい深いケーキを、洗練されたコーヒーと一緒に味わってるようなミックス感(どんなだろう..笑)

MVを見終わってすぐ、レンタルCD屋さんまで全力疾走した。

この『うやむや』という素敵な曲の歌詞、そこで切れるの?というサビの違和感が心地よくて、気づけば底なし沼にようこそ。

「最後の別れといきますか」(『うやむや』SixTONES)が奇妙かつ絶妙に印象に残るものすごく強いフレーズ。ゾクゾクする。

気づけば、5月はずっとSixTONESさんの1stアルバム【1ST】を延々と聞いている。

どの曲をとっても、聴き飽きることのない魅力がたっっっぷり詰まった至極の1枚。衝撃的だった。久しぶりに音楽が楽しい、と強く揺さぶられた。

◆◆◆

今回は『うやむや』という曲にフォーカス。

白黒はっきり、答えをすぐ欲しがる性質が強く、グレーでいる事がとても苦手だと自分でもよく思う。

世知辛い日々に、答えが欲しいと思う気持ちは確かにある。

けれど「うやむや」であるが故に救われていることも多々あったり。

ハッキリさせない方が動ける、とか。うやむや、だからこそ予想もしない展開が待っていたり。

未来とかは、その部類であり、ハッキリさせたがる癖は、動こうとしている自分の足枷になることもあるなぁ、、

と、職場の方からいただいたお肉を焼きながら思う土曜日の深夜。


【本日のプレイリスト】

ザ少年倶楽部で放送された各曲




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