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GWが全然ゴールデンじゃなかった~救急車に乗る~

久しぶりにPCの前に座っている。
否、座れている。

ゴールデンウィーク終盤に急に体調を崩して
救急車のご厄介になってしまいました。

脳外科に運ばれ、その後検査や治療が続き
とにかく通常の10%位しか体に力が残ってないような感覚で
最初の数日は食欲皆無で食べられなかったり

まあとにかく
生活が一変しました。

鏡の前に立った自分が別人のような顔になっていて
酷く具合悪そうで生気がなく

ああ、少しでも美しくいたかったら
内側まで健康で綺麗でいることが手っ取り早いんだろうなぁ

とぼんやり考えたりしていました。
だって、いくら毎日外面をコツコツ手入れして積み上げてきたって
体調崩すだけで一瞬で失いますから。
それはもう、積み木崩しのように、あっという間に。


食欲がなく
食べたら吐きそうな気配が続いたので
ずっと経口補水液的なものだけ飲んでいましたが

そろそろ体重減りすぎてまずいだろうと
レトルトのお粥を食べてみたら
びっくりする位
体にエネルギー充電されたのがわかりました。

まったく食欲はなかった
無理に食べて吐いてしまうかもしれないのに
臓器を疲れさせるのも嫌だった

けれど
結果として、憑き物がとれたかのように力がみなぎりました。
声も出るし
体も楽になった。

食べること
寝ること
人と交流すること

当たり前過ぎて
慣れ過ぎて
おろそかにしがちだけれども

その基本が大事なんだ

そう思いました。


あと
具合が悪くなると
普段ぐるぐると悩んでいたことなど
脳で反芻していられなくなります。

長年の癖で悩みそうな思考に片寄りようものなら

そんなことどっちでもええがな!

とエラー信号がブーブー鳴り出すイメージ。


ある程度元気だから悩めるんだ
悩めることもありがたいことなんだ

という新境地に達しましたね。

私の場合
悩めるのは仕事や育児介護と無縁で時間的余裕があることが理由だから
そういう意味で、贅沢なこと、と自覚はしていましたが

かつ、
体力的余裕もあるってことなんだなと
新たな視点が加わりました。


当初、PCやスマホ、テレビ類を見ると
酔ってしまって
一気にくる情報が瞬時に処理できなくて
閃輝暗点のような症状が出たり
首がオーバーヒートする感覚があったり

もうそれらを手離さなければ生きていけないのかもしれない

ネット社会を否定的に捉えてるところがあったから
こんなことになったのかな・・・
私だけ原始的な生活に戻るのかな・・・


本気で考えていました。


今こうしてまた
文章を書けていることが
嬉しい。

地を這うように少しずつでも
体って回復していくものなのですね。
その一途さが、愛しいものです。

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