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サンパウロとリオデジャネイロ、それぞれの秋
日本ほどの季節感は望めないとはいえ、サンパウロの秋もそれなりに深まっているはずの4月の最終週。ところがここのところ連日30℃超えの気温で暑い!予報ではこんな日が少なくとも10日は続くことになっています。
確かに朝晩の気温は20℃前後、冷房をつけなければ耐えられないというほどのことはありません。窓を開ければ心地よい風も入って来ます。夏の盛りにありがちな夕立もなく雨季から乾季へと気候は確実に変わってきています。
でも、母の日にはセーターを着てブーツを履いてお祝いをした年もあったはずなのに。。このままブラジルの北部の州のように、サンパウロも常夏の州になっていくのでしょうか。
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でもでも。。
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ちょっと「実りの秋」を連想させるようなこんな面々も公園内にお目見えしていました。
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こちらはまさに食欲の秋!
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この写真は、陸上の大会に参加するためリオデジャネイロへと旅立った息子から送られてきたものです。こちらはさながらスポーツの秋といったところでしょうか。
あちらではサンパウロ以上にトロピカルな風景が広がっています。南国というか、リオはサンパウロより北に位置します。南半球の国々では北に行くほど赤道に近づき、気温が上がります。大きな緑色の実がなる椰子の木が植えられているのが見えますね。頭上に注意‼︎です。
息子たちは海軍学校主催の大会の400メートル、800メートルリレーに参加するため、大会前日の金曜日からリオ入りしています。
世界的な観光都市のリオデジャネイロはサンパウロから440kmほど。空路で30分、今回学生たちは車に分乗して目的地に向かいました。真っ直ぐ行っても6時間ほどかかります。金曜日の午後に出発、途中での休憩を挟み、到着との連絡を受けたのは夜の10時を回っていました。
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こちらは海軍学校の宿舎からの眺め。リオの見どころのひとつに挙げられる、Pão de Açúcar(ポン・デ・アスーカル 砂糖パンという意味の)山が割と近くに見えます。さぁ、いよいよメインイベントの開幕です。
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さて気になる結果は......
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1グループが4人編成のチームで競い合うリレーで、息子たちの大学は3位に入賞したそうです。遥々遠くまで足を運んだ甲斐がありました。
おめでとう!Parabéns ! 戻りは日曜日の夜になるそうです。せっかくなので少し観光でもするのかな。
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周りは欧米からの観光客でしょうか、皆さん大柄ですね
リオデジャネイロでの観光で外すことの出来ないもう一つのスポットはこちら。コルコバードの丘。渡伯してすぐの結婚式の後、義母、私の両親、チリの幼馴染夫婦と一緒に訪れた、私にとって思い出の場所です。あれから間もなく30年。。なんとも感慨深いものです。
【おススメの音楽】
この曲は既にご紹介したことがあると思いますが、今回は原点に戻ってこの曲の制作に携わった、レジェンドのお二人のパフォーマンスで。
Pf. : Antônio Carlos Jobim
(Tom)
アントニオ・カルロス(トム)・ジョビン
Gt., Vo. : João Gilberto
ジョアン・ジルベルト
お客様も大喜びの奇跡のデュオによるあの名曲
イパネマの娘(Garota de Ipanema)
この動画のショーより遡ること30年前。この同じナイトクラブで曲の初お披露目となりました。作詞家のヴィニシウス・ジ・モライス(本業は音楽家ではない)、作曲家、及びピアニスト、歌い手のトム・ジョビン、歌い手&ギタリストのジョアン・ジルベルトの「ボサノバ創始者」の共演で披露されました。
1992年、同じ場所で、既に鬼籍に入ったヴィニシウスを除くジョビンとジョアンが集結、パフォーマンスをされました。「トムはもうこの曲を覚えていないだろう」とユーモアに富んだジョアンのイントロダクションにお客様は大喜び。今は3人揃ってあちらでセッションをしていることでしょう。
この曲が誕生した経緯を知り、より一層曲に愛着が湧きました。いつかポルトガル語で歌えるようになりたいな。「イパネマの娘」についての詳しくはこちらから。。
英語バージョンはこちら。昨年亡くなったアストラッド・ジルベルト(ジョアン・ジルベルトの元妻)のヴォーカルで。
https://youtu.be/a8wcZUUXJFs?feature=shared
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