娘の大学卒業制作&プレゼンテーション

画像1 2018年の入学以来、5年間籍を置いた大学に、娘が別れを告げる日がやってきた。(これは今朝、夫が車で娘を送り届けた時のショット。)
画像2 建築を学ぶかたわら、大学の体育会でバスケットにも情熱を注いだ日々。学部内だけでなく、スポーツを通じてたくさんの良い仲間たちに恵まれた。
画像3 数週間前からは卒業制作が大詰めを迎えていた。娘のテーマは、実在する日系病院に附属するクリニックの設計。
画像4 論文を纏め、電子での提出が済むと、製本のための印刷屋選びに頭を悩ませていた。インクや紙質にもこだわり、周りの意見も参考に。少々割高ではあるが納得のいく印刷屋に製本をお願いした。
画像5 それからは、パンデミック以来遠ざかっていた建築模型作りに勤しむ。必須ではなく任意ではあったが、これが学生生活最後の模型作りということで、本人が望み敢えてチャレンジした。今回はマテリアルのカットは大学で。レーザーを使ったので大分楽だった模様。
画像6 日々着々と模型の組み立てが進んでいく。
画像7 聞けばここ数日はほぼ寝る時間がなかったそうだ。朝の5時、傍で見守ってくれたのは夜行性のカタツムリ2匹だけ。夜中に鳴き始める鳥、sabiá-laranjeira (ツグミ)の存在にも気づいたらしい。
画像8 そして発表の日を迎えた本日(12/5)の朝。出来上がった模型が食卓の上に置かれていて感無量。
画像9 通りを挟んだ向かい側は、実在する日系病院の敷地。
画像10 模型にあしらわれた小枝は、近所で採取したもの。ちょうど同じアパートの住民ご夫婦が通りかかり、事情を知ると「手伝おうか?」と言われたそう。娘が赤ん坊の頃から見守ってくださったご夫婦。ありがたいことだ。
画像11 これは大学一年生の時に友人と共同で作った記念すべき模型、第一号。これはこれで愛おしい。
画像12 パンデミック前は、毎回毎回こんなことを。。今となっては懐かしい。
画像13 本番直前だった昨晩は、部屋のドアを閉め切ってスピーチの練習を繰り返していた。持ち時間は20分だそうだが、何度練習しても25分になったと。諦めてそのまま登校したのが1枚目の写真。結果は...奇跡的に時間内に収まり、9.95の高評価をいただいたそうだ。今日(12/5)は9月に亡くなった父の誕生日。じいじが孫娘を見守ってくれたのかな。
画像14 プレゼン後、お世話になった先生方や友人たちに、手作りのカードをお配りしたそうだ。小さな頃から友情の印として⁉︎、鶴や手裏剣を折ってはせっせと配っていた娘。外国育ちだが、和のおもてなしの心が窺われてちょっと嬉しい母。卒業式は来年3月。アプルーバルをいただき、中学生の頃からの夢に向かってまたさらに一歩を踏み出すことになる。Boa sorte‼︎これで子育てはひとまず終了なのだろうけれど、私たちはいつも側で応援しているからね‼︎

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