![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120640352/rectangle_large_type_2_bbeb12be9aa7ff6e746d2f4922774213.jpeg?width=1200)
家族それぞれのお盆(死者の日)の過ごし方
ブラジルの本日11/2(木)はDia de Finados (死者の日)と呼ばれる、日本でいうところのお盆でした。明日金曜日は基本的に通常通りですが、土曜日との間に挟まれるponte(橋)である金曜日を休みにする職場や学校がほとんど。ということで、今日は誰もが待ち望んだ4連休の初日でした。
この連休の我が家の過ごし方は?というと、社会人の娘は大学時代からの仲良し4人組でサンパウロ州の海岸へと繰り出しています。娘が車を出し、全面的に運転手を務めるという重責を担いながら。
今朝は渋滞を避けるため、朝5時半に家を出ました。まずは隣駅付近に住む親友の元に向かいます。その子のアパートに他の友達も集まり現地に向かう段取りでした。出発時刻は6時。道路状況では8時には目的地に着くはず、とは分かってはいたもののやはり親としては心配でした。娘は高速での運転はこれで3度目?なんと度胸のあること。
![](https://assets.st-note.com/img/1698960215970-lqqwYrDMnX.jpg?width=1200)
今回の宿泊先はホテルではなくアパートの一室。3泊4日で自炊生活をするそうです。料理が得意な子もいるので、それぞれが役割分担を果たすというところでしょうか。ベランダからの眺め。左奥に海が見えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1698960365398-ZFCh0plT3q.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1699294483263-eLoyAMbkfC.jpg?width=1200)
さて、私たち夫婦のお盆の過ごし方といえば、何はともあれお墓参りが基本です。親戚2家族、そして義父、その両親の眠る霊園3か所を毎年ハシゴします。まずは夫の父方の伯父夫婦の眠る霊園へと向かいました。自宅から車で40分ほどでしょうか。
霊園の入り口まであと250メートルというところで車はノロノロとしか進まなくなりました。皆考えることは同じなのでしょう。霊園に着きやっと駐車スペースを確保すると、霊園内の花屋さんへと向かいました。鉢植え6つを購入、そのうちの2つを伯父夫婦の墓前に手向けて来ました。続いて向かった母方の伯母のお墓でも同じように。
最後に義父の眠る霊園へと赴きます。いつもと同じように、「ファベーラ」と呼ばれるスラム街を突っ切るので、その間はどうしても緊張が走ります。そして無事に到着。
![](https://assets.st-note.com/img/1698961408581-mfo7UFBPbo.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1698961407845-t1fDIvSRSn.jpg?width=1200)
Capelaと呼ばれる礼拝堂では、お盆のミサが執り行われていました。
午前中に戻って来られるなら自分も行くかも⁉︎と言っていた息子は、結局起きる気配がなかったので家に置き去りに。ふと思い出してどうしているのか訊いたところ、近所のショッピングセンターにいるということでした。多分、ガブリエラとデートなのでしょう。もう大人なのであれこれ詳しいことは訊きませんでしたが。あまり遅くならないうちに帰って来ればそれで良しとしましょう。
お墓参りの後は、我々だけだし、東洋人街に行ってお昼に美味しい日本食でも食べるか?と夫が提案してくれたのですが、今回は却下してしまいました。最初の霊園の花屋さんの激混み具合でドッと疲れてしまい、出来るならばこちらの霊園からほど近いショッピングセンターで簡単にお昼にしたかったので。美味しい日本食はまたの機会にということで。
![](https://assets.st-note.com/img/1698964727843-peIjNME3ox.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1698964816945-hWZpMR1V1Z.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1698964892631-bl5fWtEM88.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1698964939924-esM3XJ0FBT.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1698965032986-7iSUC1y5Nw.jpg?width=1200)
たくさんのわんこたち(偶ににゃんこも)が飼い主と共にぶらぶらとお散歩を楽しんでいます。でも床がツルツルでちょっと歩きにくそう。こちらはわんこのための水飲み場です。いつも思うのですが、トイレはどうしているのでしょう。誘導するまで我慢してくれるのかな?謎です。
結局、ランチのために入ったのはシュラスコレストランのBarbacoa(バルバッコア)でした。このお店は、東京だと表参道や東京駅前の新丸ビルの中に支店があります。でもこちらのお店は、串刺しの肉のRodízio (食べ放題)ではなく、サラダバープラス、アラカルトで好みの肉(や鶏や魚)を選ぶ形式です。今回は夫がBife de tira (ストリップステーキ)300グラムを一人前だけオーダーし、2人でシェアすることにしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1698965912449-DY4FsgKyLf.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1698965623795-5E1Ld8eA6K.jpg?width=1200)
今春は買いそびれてしまったアーティチョークのハートは右上の、赤いペッパーがかかった黄色いもの。真ん中の赤いのはビーツ。茹でて甘酢に漬けてありました。真ん中下の白いものは椰子の芽。その下の赤いのは辛くない唐辛子。左にひよこ豆。ルッコラや緑黒オリーブ。ドライトマト。サラダ風ライス。スモークサーモン。ブロッコリー。レストランのトマトは大きくて甘味が強く美味しい。他に各種チーズなどもありました。
動物由来のタンパク質を食べられないビーガンの方も、サラダバーだけでお腹がいっぱいになり、肉食人種と同席で食事を楽しむことができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1698965988422-66V0f8h0Tu.jpg?width=1200)
こういう肉は家ではなかなか焼く機会はないですね。ソースとしてオイルに漬かった生玉ねぎをかけますが、私はアルゼンチンの発祥の、アサード(焼き肉)用のチミチュリソース(酢、オリーブオイルに玉ねぎ、パセリ、パクチー、オレガノ、ニンニクなどが入っている)が好きです。
肉は中は良い具合にミディアムレアで柔らかく、美味しかったです。でも、いくら脂を外しても、もうあまり量は食べられないです。シニア層の悲しき宿命のような。。
![](https://assets.st-note.com/img/1698966378105-PMfuSZTpAr.jpg?width=1200)
ホントに良いのですか?とギャルソンに念押しされました。エスプレッソコーヒーは堪らなく好き。ビスコッティ付きなのはラッキー。
食事が終わるとまたお店をぶらぶらと見て回り、夕方になりさらに人が増えて来たのでショッピングセンターを後にしました。今日の歩数は6300歩ほどで、いつもの週末のウォーキング12000歩よりは断然少ないはずなのにドッと疲れてしまいました。久しぶりに人波に揉まれたからでしょうか。今晩は早く寝よう。
皆様も良い週末をお迎えくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?