誰もがどこにいても、地域への想いをカタチにできる世界をつくる。
久しぶりにしっかりとnoteを書こうと思い立ったきっかけ食堂事務局長の弘田です。ちょっと長くなるかもですが、読んでいただけると幸いです。
本記事のタイトルは、NPO法人きっかけ食堂の新しいVISIONになります。
「日本一、東北と楽しく関わるきっかけになる」という法人化したタイミングに作ったものから変え、新VISIONを策定しました。加えて、新MISSIONも策定しました。(一応、公式では初公開です!)
改めて見ると、VISIONにもMISSIONにも「想い」という言葉が入ってるぐらい、きっかけ食堂は地域や人への想いをとても大事にしているんだなぁと感じます。笑
なぜこんなにも「想い」を大切にしているのか、事務局長の僕でもわかるようで、わからないのです。ただ、このVISIONとMISSIONは法人の経営陣だけではなく、約1年近くかけて、関係者の視点にも立ち作ったものになります。
だからこそ僕がわからなくても、これは“生きている”VISIONであることは間違いないと自負しています。
「これを聞いたときにお客さんはどう思う?」「生産者さんは応援してくれるかな?」「ここにいないきっかけ食堂メンバーはしっくり来るかな?」ときっかけ食堂のシステムを代弁するつもりで、悩みながら時間をかけ新しいきっかけ食堂の存在理由を考えました。
VISIONのリニューアル方法や流れを詳しく知りたい方は弘田まで個別でご連絡ください。
おかげさまで、新しい経営チームの指揮も高まり、僕自身もきっかけ食堂の新VISIONにワクワクしながら活動できています。
最大の差別化は、経営陣の経験やストーリー
どこかのビジネス本を読んだときにこのようなことを書いていました。なるほど!と思うと同時にじゃあ自分達はどうなんだろうと深く考えはじめました。
(差別化したいわけではないのですが、地域にとってできることの少ないきっかけ食堂だからこそ、他の団体との違いを考えることが、結果的に社会や東北に提供できる価値の最大化に繋がると思って考えました!)
代表の原田は東京に住みながら、東北のために活動している。そして、いつか京都の故郷である井手町のために仕事をしたいと言っている。
私、弘田は石巻に移住しながら、岩手県宮古市に貢献したいと強く思い、さらに地元である高知県のために何かできないか考えている。
岩手県宮古市に移住した青山は、宮古市に住みながら月1回以上は東京に帰り、地元東京の蒲田で地域のお祭りなどにも関わっている。
京都代表の武田は、横浜に住みながら、毎月京都に帰りきっかけ食堂京都の運営し、土日は頻繁に東北に通っている。でも、現在は移住は考えていないみたい。
こんなにも想いや地域への関わりに多様さがあるチームだからこそ、描けるVISIONや団体の価値ってなんだろうと考えました。
みんなで話していて、それは地域への想いでしかないし、どこに住んでいても地域と繋がれるコミュニティや仲間の存在があることだと腑に落ちました。
きっかけ食堂には誰よりも岩手県岩泉町を愛してやまないスタッフがいますし、サクッと南相馬に移住を決めるスタッフもいますし、三陸で有名なホヤを愛してやまないスタッフがいます。
きっかけ食堂を俯瞰的に見たときに、たった1人の想いが、応援し合うコミュニティによって動き出し、どこに住んでいたとしても、地域のために行動できそうな気がして、動いてしまう。という連鎖が起きているんだなぁと思います。
このきっかけ食堂の連鎖は、地方創生や地方の移住者増加を目指すよりも、生産者や事業者さんの売上UPよりも、何よりもきっかけ食堂だからこそ実現できる大切な連鎖だと感じました。
この形を残し続けることで、きっかけ食堂は東北を、地域を、社会をより良くしていくことに決めました。
全てはたった1人の「想い」から始まります。だからこそ、どんな団体よりも想いを大切にし、一人一人のやりたいという気持ちを全員で愛し、応援していく「コミュニティ」を作っていきたいと思います。
そして、この形を一人一人の貢献したい地域に当てはめ、東北をスタートに、ゆくゆくは全国を対象に活動を展開していきたいと思います。
弘田は石巻に住みながら、熊本県と福島県相馬市のために動きます。
僕が主体となり、新型コロナウイルスが流行る前に立ち上がった「きっかけ食堂 熊本」を再スタートさせることにしました。
それに伴って、クラウドファンディングも8月9日からスタートします。
ぜひ、応援のほどよろしくお願いいたします。
なぜ、僕が熊本県、福島県相馬市なのか。それの理由はたった一つです。
熊本と相馬に残したい景色、大切な人がいること。
僕自身がこの2地域のために何かしたいと思ったからです。
そして、その想いを応援してくれる仲間が、
きっかけ食堂にも、熊本にもいます。本当に心強く、感謝しています。
新しいVISIONは変えたのは誰のため?
最後にこの問いを投げて終わりたいと思います。
僕の答えは、そんな崇高なものではありません。
誰のためか、それは自分のためです。
「誰もがどこにいても、地域への想いをカタチにできる世界。」
これができた世界は、僕はもっと幸せに生きれると確信しています。
NPO法人としてあるまじき回答かもしれませんが、このVISIONが多くの人を幸せにし、結果として東北や地域の活性化、持続可能な地域づくりに繋がると信じています。
(ここの論理性はまだ作れてませんので誰か手伝ってください、、、)
長くなりましたが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございます!
最後にきっかけ食堂の集合写真で締めたいと思います。
新しいVISIONになったきっかけ食堂をこれからも応援いただけると幸いです。そして、「誰もがどこにいても、地域への想いをカタチにできる世界」を実現するために、共に地域を想うコミュニティを作る仲間になっていただけたら嬉しいです。
本当にいつもありがとうございます。
これからもきっかけ食堂をよろしくお願いいたします!!!
きっかけ食堂 事務局長 弘田
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