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東北とは無縁だった私が今、東北でインターンをしている
本企画は、東日本大震災の3月11日をきっかけに立ち上がり、その後、団体として活動するきっかけ食堂が、11日という日を振り返る中で、普段は焦点の当たる事の少ないきっかけ食堂の運営メンバーに、note投稿を通して知って頂く企画です。
こんにちは。きっかけ食堂メンバー、大学2年生の北川睦深です。これから3月11日まで連載が続きますが、私が第1発目を担当させていただきます!!
私は昨年きっかけ食堂のメンバーに仲間入りしました。きっかけ食堂メンバーですが、神奈川生まれ神奈川育ち。きっかけ食堂を知る前は東北に行ったこともなく、東北とは無縁すぎる人生でした。
そんな東北とは無縁の私が、現在岩手県宮古市でインターンをしています。こんなことになった経緯を今回はお話ししたいと思います。
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1,きっかけ食堂に入ろうと思った動機
きっかけ食堂メンバーの多くは、東北に縁やゆかりを持っている方々が多いです。一方で、私の場合は全く違いました。私がきっかけ食堂に入った当初の動機は、2つあります。
1つ目は、きっかけ食堂の「食堂」という言葉に惹かれたことです。たべること・料理をすることはもちろん好きですが、私は何よりも食卓を囲む空間が好きです。食べ物があることで自然と食卓に人が集まる、そんな空間である「食堂」を私も一緒に作り上げたいという思いがありました。
2つ目は会社とNPO法人のあり方の違いを内部から知ることです。会社が売上重視であるのに対して、NPO法人は想いベースの団体というイメージがありました。初めてのバイト先で想いベースのワークマインドを否定されてから、自分に合っているのはNPO法人のような想いベースの働き方なのではないかという思いがありました。
というわけで私は、「食堂」という言葉に引き寄せられ「NPO法人」という組織の形態に関心を持ったことが理由できっかけ食堂メンバーになったのでした。
2,メンバーの地域愛が眩しすぎたはなし
きっかけ食堂の運営側に立つ、といっても東北の知識も何もない私でした。当然何もすることが出来ず、ただ参加するだけのミーティングが続いたときはつらかったことを覚えています。当初はつらかったミーティングでしたが、参加する中できっかけ食堂メンバーそれぞれが持つ東北ストーリーを知ることになりました。メンバーたちにとって、東北での思い出は宝物で、その地のモノ・コト・ヒトへの想いを語るメンバーの活き活きした姿はとても輝いて見えました。そんな環境に身を置いていると不思議なもので、東北には何か面白いものがあるに違いないという確信が生まれていきます。そんな根拠のない確信が私の東北に対する気持ちに火をつけました。
3,仲間たち
きっかけ食堂で活動する中で、メンバーの存在が大きいことをよく実感します。困ったときに助け合うことができるメンバーとの距離感が心地良い。雰囲気はどちらかというとホンワカといった感じです。柔らかい黄色い空気がふわふわと漂っているような、そんな空間を作り出すことができるメンバーです。東北という共通のキーワードはもちろん、この空気感のファンになって毎月足を運んでくださる常連のお客さんもいるのではないでしょうか。優しい雰囲気を作り出せるメンバーが私は大好きです。このようなメンバーに出会えたことに感謝しかありません。メンバーというか、仲間といわせてほしいです。
4,遂に東北へ
というわけで東北好きのメンバーに囲まれ、東北が気になって仕方がなくなった私は、岩手県宮古市で現在インターンをしています。大学2生の春休み1ヶ月半を宮古にそそぐことを決めました。インターン活動内容は宮古の観光を促進すること。宮古の魅力を発信する為に、私たちインターン生は宮古に住み込みで活動しています。楽しみしかなかった東北での活動も、試行錯誤の連続です。。。🔥
この話もぜひ聞きに、毎月11日のきっかけ食堂にいらしてください!
お待ちしています!!
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